かわいそうだね? 文春文庫

綿矢りさ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167840020
ISBN 10 : 4167840022
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
追加情報
:
272p;16

内容詳細

「許せないなら別れる」―恋人の隆大が求職中の元彼女・アキヨを居候させると言い出した。百貨店勤めの樹理恵は、勤務中も隆大とアキヨとの関係に思いを巡らせ落ち着かない。週刊誌連載時から話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」の二篇を収録。第6回大江健三郎賞受賞作

【著者紹介】
綿矢りさ : 1984年京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞しデビュー。2004年『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞。2012年『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ハッシー さん

    【女性にしか書けない文章。女性にしかわからない感情。】綿矢りさはアイスピックのような鋭利な感性で人の心を突き刺す。彼女の文章を読んでいると息が苦しくなってくる。女性が一つの言葉やしぐさについて目まぐるしく思考が働いているのがわかる。男性が苦手な「察する」過程を丁寧に描いている。女性であればもっと深く理解し、強く共感できるのに惜しい。

  • さてさて さん

    文章ってこんなにも面白いんだ、と綿矢さんの作品を読んで文章というものが持つ可能性について、改めて興味がわきました。人の醜い部分をコミカルにサラッと描いてしまう綿矢さん。それでいて、よくよく考えるととても重いことを言っていることに驚愕してしまうこの作品。切れ味鋭く、そしてテンポよく展開するその先に待つ、ある意味で日本語で最強と思われる一言でストンと有無を言わさず物語を締めてしまうこの大胆な結末!思わず、これ、すごいなぁと感じた作品でした。

  • にいにい さん

    「女性同士の複雑怪奇な関係」を描いた綿矢りささんの一冊。「かわいそうだね?」のアキヨの狡さ、図太さ、本当にこんな人いるのかな?隆大の優柔不断さにも、モヤモヤ。樹理恵が最後に取った行動は、本当にしゃーない。桃色の色っぽさも同感。「亜美ちゃんは美人」の亜美のような性格を持った美人いるのかな?誰からも愛されることが寂しく孤独?坂木ちゃんは、居そうだな。樹理恵、亜美、坂木、みんなそれぞれ、自分の心の奥からの要求に忠実に、誠実に過ごせればいいのかな?この作品が、本当に居る人達がモデルとならなら、世の中凄い!!

  • エドワード さん

    樹理恵は恋人の隆大から、失業中の元彼女アキヨをしばらく同居させる、と告げられる。そんなのありか?隆大とアキヨがアメリカ育ちであることから、日米の文化の違いだ、と無理やり納得しようとする樹理恵。自分の心が狭いのか、と悩む樹理恵。東直子さんの的確すぎる解説にあるとおり、樹理恵とアキヨの正反対の資質を、衣服や食事の仕方で描き出す綿矢りささんの筆力が素晴らしい。<かわいそうだね?>の?が絶妙に<今>を表現している。二人の正反対の女性の心理の裏の裏まで描く「亜美ちゃん」も秀作だ。本当の心は自分にも解らないものだな。

  • ちょこまーぶる さん

    モヤモヤと納得が同居した一冊でした。表題作はモヤモヤで、恋人が元カノが困っているから同居させるというアメリカ帰りの恋人は普通の事のように振舞っているけど、読みながら「ここは日本です」と何度叫びそうになったか・・・彼の言動が全く理解できなかったから、主人公が切れて大暴れしたシーンは加勢していたように思います。そして、2作目は女性の複雑な友情を描いているけど、読みながら何て女性は男性より思慮深くて、精神的に大人なんだろうなと思いながら読んでましたね。で、潔さみたいなものも感じました。2作目の方が好きですね。

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綿矢りさ

1984年、京都府生まれ。2001年「インストール」で文藝賞を受賞しデビュー。04年「蹴りたい背中」で芥川賞受賞。12年「かわいそうだね?」で大江健三郎賞、同年に京都市芸術新人賞、20年「生のみ生のままで」で島清恋愛文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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