ばかもの

絲山秋子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784104669035
ISBN 10 : 4104669032
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
追加情報
:
20cm,172p

内容詳細

気ままな大学生と、強気な年上の女。行き場をなくしたふたりが見つけた、絶望を超えるむき出しの愛。生きること、愛することの激しい痛みと歓びを描く、待望の本格恋愛長篇。

【著者紹介】
絲山秋子 : 1966年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。2003年「イッツ・オンリー・トーク」で文学界新人賞、2004年「袋小路の男」で川端康成文学賞、2005年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2006年「沖で待つ」で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ さん

    数ある作品群の中でも、特に印象的なのが本作です。他の作品ももちろん魅力的なのですが、いい意味で文章が‘読みやす過ぎ’て印象が薄くなりがちな作品がある中、キャラのインパクトやストーリー展開など、印象を強く残す貴重?な作品です。映像化もされており、確かに読み進めていても状況や情景がわかりやすい感がありました。展開自体は大きな起伏があるワケでもないのですが、読んでいて結構驚かされてしまう流れもあります。基本的にどの作品もページ数が多いほうの作家さんではないので、非常に読みやすく、親しみやすい作家さんです。

  • 優希 さん

    剥き出された感情が痛みを伴う恋愛小説でした。軽はずみに付き合い始めた気ままな大学生・ヒデと強気な女・額子。酷い別れ方をし、喪失感の中でそれぞれが過ごしていき、話も重くなり、どこまで堕ちるのか息苦しくてたまりませんでした。行き場をなくしてしまうほど堕落していくのが心に刺さるのです。でも、試練を乗り越えて再会した2人は再生と希望を見せてくれました。絶望を味わったことからの更正に、不器用な力強さを感じずにはいられません。人間って時にはもの凄く馬鹿者になるけれど、立ち直り、歩き始めることもできるんだと思いました。

  • クリママ さん

    窪美澄ばりの始まりにちょっと驚く。とらえどころのない感じが絲山秋子の魅力とも思っていたが、「勤労感謝の日」のようにはっきりした物言い。愚かな彼の賢い考えがちょっと意外。のめり込み、溺れ、ふられ、アルコールがないと生きていけなくなる。ずぶずぶと沈んでいく描写は秀逸。彼を囲む人たちの造形も鮮やか。「ばかもの」という言葉が優しく響く。

  • ろ〜ずまり〜* さん

    「ばかもの」これはまさに親愛なる相手に向けた言葉なんだろう。 互いに辛い時期を経験した上での繋がりと再生。短いお話でしたが絲山さん、やはり惹かれます。読後感良かった!

  • 巨峰 さん

    作者なりの人間賛歌。人生の応援歌のような作品だった。この小説の主人公のように酒に溺れ周りを苦しませる相当なダメ男でも、それでも、再生するチャンスは与えられる。冷たいようでいてなんだか優しい。いろんな苦労をしてきたであろう絲山さんの人間的な深さが書かせた良作だと思った。

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