CD 輸入盤

モノドラマ『大鴉』 シャルロッテ・ヘレカント、川瀬賢太郎&アンサンブル・ルシリン

細川俊夫 (1955-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573724
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

細川俊夫:大鴉(おおがらす)

エドガー・アラン・ポー[1809-1849]の「THE RAVEN(大鴉)」は1845年に「イヴニング・ミラー」紙に掲載され、瞬く間に人気を博した作品です。恋人を失って嘆き悲しむ主人公の元に、人間の言葉を操る「大鴉」がやってきては彼の心をかき乱し、その謎めいた言葉はやがて主人公を狂気の淵へと追いやるというものですが、全編を貫く高貴な様式と文学性、そしてあらゆるところに散見される古典への比喩など、多くの点で人々の心を捉えて話さない魅惑的な物語詩なのです。
 日本が誇る作曲家、細川俊夫も「大鴉」に魅入られた一人であり、彼はこの不可思議な物語から、日本古来の伝統芸能である「能」の世界観を見出し、これらを融合することで新たな宇宙を創り上げています。物語を進行していくメゾ・ソプラノのシャルロッテ・ヘレカントによる表現豊かな歌唱と語り、それを彩るルクセンブルクの名アンサンブル「ルシリン」の精緻なアンサンブル。恐怖の中に点滅する甘美な余韻までが見事に捉えられた、緊迫の音楽劇です。

「エドガー・アラン・ポーは、詩『大鴉』で、、奇妙なフレーズ「ネバーモア(もう沢山だ)」を繰り返す、未知の世に住む大鴉の侵略を描写することで、合理的な近代社会の秩序が破壊されていくプロセスを表現しました。私はこの詩を能楽の物語りに例えて、メゾ・ソプラノとアンサンブル・ルシリンを共演させることで、モノドラマを表現しました。」〜細川俊夫〜(輸入元情報)

【収録情報】
1. エドガー・アラン・ポー「大鴉」朗読
2. 細川俊夫:大鴉〜メゾ・ソプラノと12人の奏者のためのモノドラマ


 シャルロッテ・ヘレカント(メゾ・ソプラノ、朗読)
 ユナイテッド・インストゥルメンツ・オブ・ルシリン(2)
 川瀬賢太郎(指揮:2)

 録音場所:2014年10月29,31日
 録音場所:広島県、アステール・プラザ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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 2018年2月、新国立劇場での「松風」にも...

投稿日:2018/05/03 (木)

 2018年2月、新国立劇場での「松風」にも村雨役で熱演していたS.ヘレカントのすばらしい歌唱が光るモノドラマ。テキスト(邦訳をネットで探して参照しながらですが… )が深遠で、だからこそ音による表現が多様に行えるのか音楽の重力が大きい。実際に舞台作品として上演したのかはわからないが、面白い演目になるのではないだろうか。松風のように能をベースにしても物語が活きてきそうだ。むしろ実際の能舞台の上で上演するとこれはかなり刺激的で重層的な作品になるような気がする。能舞台の橋掛かりがかなり重要なスペースとして使われそうな演出が望ましいと思う。少なくとも当盤を聴けばその手の想像が各々に働くのではないだろうか。   朗読が最初のトラックに入っているのでそこでじっくり「予習」して音楽に臨むこともできるのはうれしいところ。   文章で追うだけだと只の文学になる所に、細川俊夫の音を入れることで現実と夢幻が徐々に入り混じって自分が果たして「現実」にいるのか「夢幻」に来てしまったのか、解らなくなる様なドラマが展開されていく。大鴉とは、本当に家の扉の外から来たのか、それとも心の中の扉に潜んでいたものなのか…それを考えていくのは、これを聴いてもらい各々が感じてもらえれば。と思う。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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