インシテミル

米澤穂信

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163246901
ISBN 10 : 4163246908
フォーマット
出版社
発行年月
2007年08月
日本
追加情報
:
20cm,447p

内容詳細

結城理久彦は、車が欲しかった。須和名祥子は、「滞って」いた。オカネが欲しいふたりは、時給11万2000円也の怪しげな実験モニターに応募。集まった12人の被験者たちは、7日間、閉じ込められる…。

【著者紹介】
米沢穂信 : 1978年、岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』にて第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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米澤さんの中では1,2を争うくらい好きで...

投稿日:2011/07/02 (土)

米澤さんの中では1,2を争うくらい好きです。表紙が安っぽいイラストなのが本当に残念……文庫版の方が格好いいし。凄惨な内容だけど、グロ描写は抑えめで話がサクサク進むので読みやすい。謎解きも、意外な進行で面白い。色んな仕掛けがちりばめられてるし、読み終わった感想が人それぞれ違いそうかな。オススメです。

nonon さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 徒花 さん

    高額バイトに応募してきた人々がとある施設で過ごす7日間に繰り広げられる殺人劇。ミステリー好きのための物語だけど、丁寧に説明してくれるからライトファンにもやさしい。人が死ぬ『LIAR GAME』みたいな感じ。ノリは適度な軽さだけど、想像以上に人があっさり死ぬ。トリックや犯人はなかなかいいけれど、肝心の舞台設定にもう少しひねりというか、なにかしらの意図があったら最高だった。あと、すべての謎がすべて明快に解かれるわけでもないので、ちょっと靄っとする終わりかたなのも気になる。。

  • エンブレムT さん

    悪意に満ちたロールプレイングゲームのような設定。ミステリに造詣が深ければ、また違った読み方をしたのだろうなぁ。探偵役にもワトスン役にも縁遠く「そんなまさか!」と叫ぶ役を割り振られるであろう私には、理不尽でブラックな展開が辛かったです。でも不思議と読後感は悪くないんですよね。。。誰にも感情移入はできなかったけど、最後の最後まで気が抜けない物語でした!ええ!!言葉通りに、最後まで。

  • takaC さん

    明鏡島実験のレポートはまだ先のことでしょうかね?

  • mikea さん

    ストーリーセラーの短編を読んでから米澤さん気になって、図書館へ予約したこの本・・・。怖かった〜!!!登場人物とルールを確認するため、何度も前のページに戻っては読み、戻っては読みを繰り返しました。中盤から、怖くて気になって、一気読み。単純な頭の私には複雑に感じたので、映画も観てみよう〜。読んでる最中は「バトルロワイアル」「そして誰もいなくなった」と東野圭吾の加賀シリーズ「卒業」を連想しちゃってました。

  • kishikan さん

    この本の中にも出てくるが、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」を髣髴させるクローズドサークルミステリー。どこか森博嗣の作品にもこのようなつくりの「館の殺人事件」があったが、読者としては、こちらの方が頭を使う必要があるような気がする。しかし、噺の展開、スリリングという点では「僕は森の作品の方が好みだ」とは言うものの、インシテミルもなかなか面白く、甲乙つけがたい魅力を持っている。

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