基本情報
内容詳細
十字架上のイエス・キリストの下着はパンツか、ふんどしか、腰巻か。幼少期に芽生えた疑問を心の中であたため続け、長じて作家となった著者は、パンツ・ふんどしをめぐる世界史的な謎の解明に挑むことになる。前人未到の試みとして「ちくま」連載中から話題騒然となり、没後、「最も米原さんらしい本」と評される、抱腹絶倒&禁断のエッセイ。
目次 : 四〇年来の謎/ よい子の四つのお約束/ ルパシカの黄ばんだ下端/ 紙という名の神/ パンツとズロースの相違/ 『友誼』印のズロース/ 禁欲と華美と/ 伝統との訣別/ 羞恥心の迷宮/ 羞恥心の誕生〔ほか〕
【著者紹介】
米原万里 : ロシア語会議通訳、作家(1950−2006)。59〜64年、在プラハ・ソビエト学校に学ぶ。著書に『不実な美女か貞淑な醜女か』(読売文学賞)、『魔女の1ダース』(講談社エッセイ章)、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(大宅壮一ノンフィクション賞)、『オリガ・モリゾヴナの反語法』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
投稿日:2021/07/20 (火)
読書メーターレビュー
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ヴェネツィア さん
読了日:2015/03/10
Tomoichi さん
読了日:2017/04/12
ばっか殿すん さん
読了日:2014/06/05
びっぐすとん さん
naotan さん
読了日:2019/06/21
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人物・団体紹介
米原万里
1950年、東京都に生まれる。59〜64年、チェコスロバキアで過ごし、在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。帰国後、東京外国語大学ロシア語科卒業、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。ロシア語通訳、翻訳者となる。80年、仲間とともにロシア語通訳協会を設立、初代事務局長に就任、同会長を歴任。92年、テレビ
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