セブン殺人事件 双葉文庫

笹沢左保

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575518979
ISBN 10 : 4575518972
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
追加情報
:
477p;15

内容詳細

新宿淀橋署の宮本刑事部長と、本庁から来た佐々木警部補。年齢も容姿も経歴も好対照の2人は、その名前から「宮本武蔵と佐々木小次郎」にたとえられるライバル同士。そんな異色の凸凹コンビが7つの難事件に挑む。どんなときも、2人の推理は真っ向から対立。はたして正しいのはどちらか?息もつかせぬ展開、綿密なトリック、思いもよらない結末と、推理小説の神髄が味わえる7編を収録。

【著者紹介】
笹沢左保 : 1930年、東京都生まれ、神奈川県横浜市出身。『木枯し紋次郎』シリーズの原作者として知られ、推理小説・サスペンス小説・恋愛論などのエッセイのほか、歴史書等も著し、作家活動42年間で、380冊もの著書を残した。2002年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chiru さん

    武蔵VS小次郎に例えられる、佐々木刑事と宮本刑事は自他ともに認めあうライバル。 2人の刑事それぞれの着眼点が、あとから、そういえばそうだ!って納得のいくものになっているのが秀逸。 事件だけを見るのではなく人を観察しなくては、本当の動機やトリックには気がつくことができないんだなって思った。 設定の古さはあるものの、2人の刑事の推理合戦による解決までのプロセスが楽しめる推理小説です。 ★3

  • むっちゃん✿*:・゚ さん

    タイトル通り7つの殺人事件を描く短編集ってことで、仕事の合間に少しずつ読んでおりました♪読み初めてすぐに「これ、時代が古くないか?」と違和感をもって一番最後のページを見ると、刊行されたのは1980年(笑)私より年上でした(笑)宮本と佐々木の会話が一番の面白さというところでしょうか。うん。確かになかなかのライバルっぷり♪でも仲良し♪短編なので、感情移入とはいかなかったし、話によっては無理矢理感は否めないけどこれが36年前に書かれたものだと思うとおぉーと唸ってしまいます。なかなか楽しかった♪

  • はな さん

    今年最後の締めの本になりました!本屋さんでお勧めになっていたので読んでみました。古い感じもありますが、二人の刑事の掛け合いが楽しく私は好きでした。推理が思い込みだけで突拍子もなく進む時もありますが、それも良い味になっていました。

  • ゆう さん

    日本刀殺人事件、日曜日殺人事件など、7文字のタイトルの7つの事件の短編集。普段は仲のいい刑事の宮本と佐々木。事件になると二人はライバル、武蔵と小次郎のようにお互いに意識しあい意見を戦わせる。この二人のやりとりいいなぁ。元々は昭和に刊行された作品の復刊版。下手に凝ったトリックはなく、アンフェアなことも一切なく。シンプルでたまにはこんな推理小説もいいなと思わせてくれた、どこか懐かしさを漂わせる古き良き一冊だった。この感じ、好き。この二人はシリーズじゃないのかな?と思って調べたらノンシリーズっぽくて残念。

  • rabbit さん

    宮本と佐々木の2人の刑事が事件を解決していく短編集。40年近く前の作品だが、どれも予想外の結末となり面白かった。ただ、突然真相が語られ出したり、進み方にやや違和感を感じたところもあった。

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人物・団体紹介

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笹沢左保

1930年、東京都生まれ。郵政省東京地方簡易保険局勤務を経て、1960年、江戸川乱歩賞次席となった『招かれざる客』でデビュー。翌年、『人喰い』で日本探偵作家クラブ賞を受賞。1972年に始まったテレビドラマ『木枯し紋次郎』シリーズが一世を風靡する。晩年は佐賀に移り住み、執筆活動を続けながら、九州さが大

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