フォックス・ストーン 文春文庫

笹本稜平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167684020
ISBN 10 : 4167684020
フォーマット
出版社
発行年月
2005年08月
日本
追加情報
:
16cm,526p

内容詳細

傭兵経験のある桧垣耀二は、除隊後の事業に失敗し、鬱々とした日々を送っていた。ある日、かつての戦友であり親友でもあったダグが東京で謎の死を遂げた。彼の死に不審を抱いた桧垣は、真相を調べるうちに、北米、アメリカ両大陸にまたがる大きな陰謀の存在に気付く!国際謀略小説の決定版ここに登場。

【著者紹介】
笹本稜平 : 1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒。出版社勤務の後、フリーライター。2001年には『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞する。また、2004年には『太平洋の薔薇』(中央公論新社)で第6回大薮春彦賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • GAKU さん

    かつて傭兵仲間だった親友のダグが怪死した。その謎を追ううちに、主人公桧垣はアフリカ某国の内戦に乗じたとてつもない陰謀に巻き込まれる。果たしてその真相は?出だしは引き込まれ、登場人物達も巧く描かれている。ただ話が入り組み過ぎているのと、ストーリーとはあまり関係ない説明が細かく続いたりと、500ページ強はちょっと長すぎ。もう少し簡潔に纏め、もう少し主人公自身のアクションシーンを盛り込んでくれていれば言う事無しだったのですが。ただ決して悪くはなかったので、もう何作かトライしてみたいと思います。

  • み さん

    う〜ん、殺しすぎ(>_<)どこにも救いが…。読後感どよ〜ん。

  • Dai(ダイ) さん

    たくさんの短編小説を詰め込んだような感じ。欲張り過ぎたため、全体的に冗長になってしまったのではないか。もっとコンパクトにまとめる事ができたなら、傑作になったのではなかろうか?

  • majimakira さん

    元傭兵の日本人・檜垣耀平が、傭兵時代の同僚であり、音楽家でもある友人の東京での変死をめぐる謎を解くために渡った北米、さらにはその驚くべき真相に絡むアフリカ大陸をも舞台に巻き込まれる、歪んだ権力・使命の意識による国際的陰謀。とても凄惨で複雑な背景に頭と心を激しく揺さぶられながら辿り着く真実や、そこに至るまでの悲しみを含め、力強い筆致が描き出すハードボイルドな物語だった。個人的に久々のジャンルでかなり消耗したが、、とても読み応えがあった。笹本稜平氏の作品の幅広さと奥深さを感じる。

  • kamietel さん

    ★★★☆☆久し振りにハードボイルド小説を。このところ本格物が続いたので、妙に“謎”の部分を勘繰ってしまう自分がいましたが、そんなものを内包しながら流されていくようなスケールの大きな展開は、こういうジャンルの醍醐味ですね。しかし、いかんせん人が死に過ぎて、なんの為に読んでるのか分からなくなる部分も。また、結構トントン拍子の主人公や、案外ケチくさいボスキャラ達なども勿体無いかと。それでも初笹本作品でしたが、文章は力があり、特にジャズ演奏の描写は良かったです。ダグはレッドガーランドっぽいピアノ弾きなのかな?

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笹本稜平

1951年千葉県生まれ。立教大学社会学部卒業。出版社勤務後、フリーライターとして活躍。2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞を同時受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。冒険・謀略小説や警察小説、山岳小説など幅広い分野で数多くの作品を発表している。21年、逝去(

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