森の診療所ものがたり カモの子がやってきた

竹田津実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784036355204
ISBN 10 : 4036355201
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
岡本順 ,  
追加情報
:
154p;19

内容詳細

院長は、市街地の家畜診療所に勤める獣医師。ときどき自然の中の病んだ生きものの脈をとる。林のかげにある「森の診療所」には、さまざまな生きものがやってくる。小学校高学年から。著者、初のフィクション。

【著者紹介】
竹田津実 : 1937年大分県生まれ。岐阜大学農学部獣医学科卒業。北海道東部の小清水町農業共済組合・家畜診療所に勤務、1972年より傷ついた野生動物の保護・治療・リハビリ作業を始める。1991年退職。1966年以来、キタキツネの生態調査を続け、多数の関連著作がある。獣医として、野生動物と関わり続けている

岡本順 : 1962年愛知県生まれ。挿絵を中心に広く活躍中。主な作品に絵本『きつね、きつね、きつねがとおる』(日本絵本賞受賞、ポプラ社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    作者は、長年野生生物を治療してきた獣医師。フィクションですが、大筋は本当のおはなし。ある日男の子たちがカモの子どもを4羽診療所に持ってきました。親からはぐれたカモの子は、もう戻せないほど時間が経っていて、診療所の先生源三郎さんと奥さんは、親代わりになって育てることにします。大きくなったら自然で生きていけるようにするための奮闘記です。

  • timeturner さん

    カモの子がやってきた/竹田津実】誘拐されたカルガモのヒナを育て野生に返すまでをユーモラスに描いている。ヒナが溺れるとは知らなかった。それにしても、人間の過失によって被害を受けた野生動物を心ある獣医師だけに押しつける現状はいかがなものかと思う。

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人物・団体紹介

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竹田津実

1937年、大分県生まれ。岐阜大学農学部獣医学科卒業。北海道斜里郡小清水町の家畜診療所の獣医師となる。66年、キタキツネの生態調査を開始。78年、映画「キタキツネ物語」の企画・動物監督を務める。91年診療所を退職し、執筆家と写真家として活躍。98年『家族になったスズメのチュン』で産経児童出版文化賞を

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