文系のための理数センス養成講座 新潮新書

竹内薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106107054
ISBN 10 : 4106107058
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

あなたが心の底で求めていたのは、数学や科学の「知識」ではなく、「知恵」そのものだったのではないか。「理系と文系は、そもそもどこが違うのか?」を入り口に、「論理的思考」の本質や「科学観」の育て方など、あなたの「理数センス」をサイエンス界の名ガイドが徹底的に磨き上げる。AI時代と最先端テクノロジーの捉え方や、研究不正といった科学のウラの顔の疑い方まで、現代を生き抜くための教養を一冊に凝縮。

目次 : 第1章 理系と文系の違いを探る―彼らの発想に学ぶ(「理系・文系」の由来/ 理系は「まとめる」が大好き ほか)/ 第2章 科学的思考とは何だろうか―論理性を手に入れる(「PDCA」と科学の手法/ 検証こそがキモ ほか)/ 第3章 科学はいかに進歩するのか―科学観を育てる(一直線には進歩しない/ 科学革命がもたらすもの ほか)/ 第4章 最新科学技術の本質を知る―AI時代に備える(第4次産業革命の衝撃/ 人工知能は「欲望」を持つのか ほか)/ 第5章 ビッグサイエンスの時代に―科学を疑う眼を持つ(頭にガツンと/ 科学の不正とSTAP細胞事件 ほか)

【著者紹介】
竹内薫 : 1960(昭和35)年東京都生まれ。サイエンス作家。理学博士。東京大学教養学部、同理学部を卒業。カナダ・マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻)。科学や数学の案内人として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • aloha0307 さん

    四半世紀より前、初めて飛行機に乗り米国・NewYorkに赴任した時、文系理系の区分けは日本独自のものと分かった(そもそも対応する英単語が無い)。かの地では、例えば数学、文学、音楽、スポーツetc全てに豊かな素養を求められる(Liberal Artsなる用語を初めて知った。いまでこそ一般的です、が)。むりやり二分するのは確かに無理ですね。本書のキモは、自然科学の重視。確かに、宇宙、生命、意識(私ってなに?)の謎は殆ど解明されていないですよね。

  • ネムル さん

    科学を過度に疑うひとも、盲目的に礼賛するひとも、そのどちらもが科学が何かを知ろうとしないひと。論理と情緒のバランスを取るためにこそ、論理的な思考を身につけるべき。文系特有のコンプレックスの打破に繋がるかはわからないが、とりあえず学生時に少しかじった論理学を再勉強したい。

  • Ryo さん

    文系、理系という区分けが日本特有のものであり、哲学からあらゆる勉学が発展した西洋に於いては、その様な区分けはないという事実に驚く。 その為に、西洋では一般教養が重要視され、理系文系の区分けなく勉強する事が尊ばれる。 また、日本人が事前調整に重きを置くのは、「絶対」の存在しない科学への理解が足りない事が大きいなど、文理断絶の弊害を示す。 本自体、文系の人に理系的な思考法を理解して貰おうという前半から、最近の科学の傾向を解く。 前半の部分は高校で文系選択し、理系教育から逃避していた自分には新鮮だった。

  • hyoshiok さん

    図書館本。文系理系という分類そのものが明治以降、日本が欧米に追いつくために作った教育制度からきている独自のものだ。欧米の大学には文系理系という区別はない。日頃、文系理系という分類に違和感を感じていたので、その通りかなと思った。自分にとっては血液型占いを信じるくらいの信ぴょう性しかない(笑)論理的に考える訓練は国語力をちゃんとつけることによって養う。数理の力は文系理系問わず訓練する必要があると思う。

  • K K さん

    やはり竹内薫さんは面白い。文系バカの当方には勉強になることがたくさんある。 ウィトゲンシュタインの、語り得ぬものについては沈黙せねばならない、というのは耳がいたいですね。 ホワイトカラーが仕事を奪われ、AIの持たない肉体を駆使するブルーカラーの方が安泰と言われる現代。同時通訳すらAIで代用出来る今日、本気で生き残るための施策を考えないといけない。やはり文理両道。 疑ってこそ科学。私ももっと勉強して、科学のセンスを身に付けたい。

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人物・団体紹介

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竹内薫

1960年東京生まれ。サイエンス作家。理学博士。東京大学教養学部、同理学部を卒業。カナダ・マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻)。大学院を修了後、サイエンス作家として活動し、物理学の教科書や科学評論を中心に200冊あまりの著作物を発刊している。テレビ、ラジオ、講演などで精力的に活動し

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