天体嗜好症 一千一秒物語 河出文庫

稲垣足穂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309415291
ISBN 10 : 4309415296
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
追加情報
:
480p;16

内容詳細

「一千一秒物語」と「天体嗜好症」の綺羅星ファンタジーに加え、宇宙論、ヒコーキへの憧憬などタルホ・コスモロジーのエッセンスを一冊に。恩田陸、長野まゆみ、星野智幸各氏絶賛シリーズ第三弾!

【著者紹介】
稲垣足穂 : 1900年‐1977年。大阪生まれ。佐藤春夫に“一千一秒物語”を送って知遇を得、横光利一にも評価されるが、佐藤と袂を分かって文壇を離れ、放浪生活に入る。のちに三島由紀夫、澁澤龍彦らによって再評価され、その後も作家をはじめ熱狂的愛読者が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 阿部義彦 さん

    ムーンライダーズファンには必須アイテムの「一千一秒物語」を今ひとたび読みました。と同時に「天体嗜好症」も同時収録、こちらは初めて読みました。ここまでの突き抜けぶりには類似の作家が見当たらない、敢えて言えば宮沢賢治かなあとも思うが足穂は宮沢賢治ほどウエットではなくむしろドライなのである。時代を超越してるとも言える。凄すぎるわー。

  • Porco さん

    再読。様々な散文詩のようなシュルレアリスムみを感じる【一千一秒物語】とタイトルそのままに足穂が魅せられた天体のお話が収録された【天体嗜好症】。足穂のエッセイみたいなところがある後半より、前者と後者の中頃の方が夢見るように落ち着いて楽しめはした。”天体”と”機械”に惹かれているなら納得ではあるのだが、急に数学的な学術論考を出されると、良い心地に水をかけられたように感じてしまう。

  • きりん さん

    やっと3冊読み終わった…こんな時間をかけて読んだのは久しぶり。たぶん半分以上理解できてないけども……まぁ「宇宙人」ですわ。

  • その他 さん

    帽子をはたき落とす箒星、ガス灯と月明かりで照らされる街、月光に反応する化学ガス… なんだかTOMOVSKYのイラストやジョルジュデキリコの絵画のような映像が浮かぶ。

  • cage さん

    パラパラと読むと、本当にようわからん。 ゆっくり読むとじんわり解ったような気がしてくる。 予備知識がないと、そして言葉とその概念を繋げる想像力が無いと何一つわからないと思う。何回読んでも新たな発見があるのが楽しい。 とにかく哲学、神学、数学からのインスピレーションが多い、 気がする…

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人物・団体紹介

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稲垣足穂

1900年、大阪市生まれ。関西学院卒業後、佐藤春夫に師事。上京し1923年に『一千一秒物語』を出版。雑誌「ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム」「文藝時代」「虚無思想」の同人となり、江戸川乱歩と交流を深める。一時文壇から遠ざかるが、戦後は精力的に作品を発表、三島由紀夫から高く評価される。『少年愛の美

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