基本情報
内容詳細
ヰタとは生命、マキニカリスはマシーン、機械、からくりつまり宇宙博覧会の機械館だというほどの意味です。…ヰタ・マキニカリスの理想は、少年少女の結合の上に生れる新文明、コバルト色の虚無主義です(稲垣足穂)―足穂が放浪生活でも原稿を手放さなかった奇跡の書物が、文庫で初めて一冊になった。恩田陸、長野まゆみ、星野智幸各氏推薦!「21世紀タルホスコープ」第1弾。
【著者紹介】
稲垣足穂 : 1900年‐1977年。大阪生まれ。佐藤春夫に“一千一秒物語”を送って知遇を得、横光利一にも評価されるが、佐藤と袂を分かって文壇を離れ、放浪生活に入る。のちに三島由紀夫、澁澤龍彦らによって再評価され、その後も作家をはじめ熱狂的愛読者が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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うめ さん
読了日:2018/08/28
Porco さん
読了日:2024/05/16
那由多 さん
読了日:2021/09/19
ジュンコ さん
読了日:2018/10/17
駒子 さん
読了日:2016/12/30
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人物・団体紹介
稲垣足穂
1900年、大阪市生まれ。関西学院卒業後、佐藤春夫に師事。上京し1923年に『一千一秒物語』を出版。雑誌「ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム」「文藝時代」「虚無思想」の同人となり、江戸川乱歩と交流を深める。一時文壇から遠ざかるが、戦後は精力的に作品を発表、三島由紀夫から高く評価される。『少年愛の美
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