基本情報

内容詳細
史学は何よりも事実と実証を尊ぶ。昨今の、歴史を書き手の政治的信条や倫理観を裏付けるために利用したり、人を裁く行為と混同する露骨な風潮を、歴史家として放置するわけにはいかない!靖国参拝問題、歴史教科書論争から、瀋陽事件、夫婦別姓論争まで、現代史がはらむ諸論点を、快刀乱麻を断つごとく明晰に分析した快著。
目次 : 1 「あの戦争」と靖国問題―開戦と終戦(日米開戦の日の記憶/ 太平洋戦争―欠けた「戦場への想像力」 ほか)/ 2 慰安婦と教科書問題(「アジア女性基金」に巣喰う白アリたち/ カンガルー裁判・「女性国際戦犯法廷」見聞記 ほか)/ 3 日中関係史をたどる―南京虐殺から瀋陽事件まで(日中戦争の遺産/ 南京事件―論点と課題 ほか)/ 4 昭和史の断片―戦争犯罪から別姓論争まで(鼎談 戦争犯罪ワースト20を選ぶ/ “わがまま族”の「夫婦別姓」論を許すな ほか)
【著者紹介】
秦郁彦 : 昭和7(1932)年、山口県生まれ。31年東京大学法学部卒業。ハーバード大学、コロンビア大学留学。防衛研修所教官、防衛大学校講師、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学教授、千葉大学教授、日本大学教授を歴任。法学博士。平成5年度の菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
秦郁彦
昭和7年(1932年)、山口県に生まれる。昭和31年、東京大学法学部卒業。ハーバード、コロンビア大学留学を経て、防衛研修所教官、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学、日本大学法学部各教授を歴任。法学博士。平成5年、菊池寛賞受賞
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