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秦建日子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309030944
ISBN 10 : 4309030947
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
277p;20

内容詳細

夏休みの前夜、公園で小学校教師が殺害された。史上最悪の渋谷のテロ事件から二年、本所南署に異動したばかりの刑事・世田は、元警視庁サイバー班の奇抜すぎる新人女性刑事・天羽史と事件を追ううちに、巷で出回っているAR爆破シミュレーション・アプリ「アイコ」の存在を知る。二年前のテロ事件の真犯人と同じ名前なのは偶然なのか?やがて、被害者と関わりあるらしいレストラン経営者の自宅が目の前で爆破され、偶然、その家で家庭教師をしていたかつての相棒・泉の恋人が重傷を負う。連鎖する事件、暗中模索の中、難航する捜査。そんな矢先、泉が刺されたという一報が世田のもとに入り、さらには天羽が失踪する。事件のキーワードは、世界的人気漫画『ツリー・ブランチ』。そして世田は、その大型イベントが行われる東京ドーム前に立っていた。

【著者紹介】
秦建日子 : 小説家・脚本家・演出家・映画監督。1968年生まれ。97年より専業の作家活動。2004年『推理小説』で小説家デビュー。同作は(刑事 雪平夏見)シリーズとして続編とともにベストセラーとなり、『アンフェア』としてドラマ&映画化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケンイチミズバ さん

    興味を惹くのは、ひとり個性が光る天羽という変わった名前の女性刑事だけ。彼女のキャラクターを使って作者は自分の言わんとすることを表現している。型破りな、いや、型に嵌らない言動をする。が、独り目立つだけ。その他の人物にも物語にも奥行きがなく、説明的な文章に物足りなさを感じる。誉田哲也さんほどのいい意味でのえぐみがなく、事件に引き込まれない。働き方改革を上から押し付けられているとはいえ、事件で帳場が立ってるのに定時で帰る刑事が本当にいるのだろうか。昭和のワーカホリック否定はわかるが昭和の刑事っぽさも私は好きだ。

  • タックン さん

    刑事雪平シリーズで有名になった秦建日子氏最新作。映画(サイレント・トーキョー)の続編かなあ? 題名とプロローグでだいたい予想はついたけど、雪平シリーズみたいに伏線が散りばめられて混沌とした描き方は相変わらずで終盤に一気に。でも女性刑事天羽はどうなったの、結局最後は?続編がありそうだ。 小学生が犯罪を?!!とかアプリとかAIとか真相がよくわからないけど、世の中や政治への不満がたまるとこうゆう犯罪が起こりうるって警笛を鳴らした近未来小説って感じかねえ。世田と天羽のコンビと天羽のキャラがよかった。

  • rosetta さん

    ★★★★☆シリーズ物だったのか⁉️これだけ読んでもかなり面白かったが、ちゃんと通して読んだらもっと楽しめただろう、残念。東京ドームのアニメイベントで爆発事件!プロローグでいきなり不穏な情景が描かれる。どうやらこれには渋谷ハチ公爆発事件が先行していたらしい。トラウマを抱えた刑事達の前に錦糸町で小学校教師殺人事件が発生。本庄南署に赴任して早速事件を担当する世田。相棒の天羽史と捜査本部に加わる。この天羽のキャラがいいなぁ。ラストまで読んでもどうなったか分からないから続きがあるのか?シリーズ物はわかるようにして!

  • k さん

    渋谷の爆発テロから2年。世田刑事が異動先で個性的な天羽とコンビを組み小学校の女性教師殺害事件を捜査していく。次から次へと事件が連鎖していき、渋谷テロ事件との結びつきが見える中、最終的には東京ドームのアニメイベントでの爆破事件へと。世界はもう変わっている。古い人間はそれについていけない。そうなのかもしれない。小さい時からネットの世界にどっぷりと浸かった子供達が大人になり実権を握るようになった時、この世界はどの様に変化していくのだろう。それにしても、えっ、ここで終わり?という終わり方。続編希望。

  • じお さん

    ★★★☆☆ 最悪の渋谷テロから一年半、まだ事件を引きずる世田と新しく配属された天羽の新コンビが謎めいた連続事件に挑む、シリーズ物だったクライムサスペンス。面白かったです、魅力あるキャラ、小気味よくテンポの良い会話、惹きつける事件の謎に明かされていく事実、シリーズものだったぽいですが今作からでも楽しめ、エンタメ性の高いストーリーで一気読みでした、天羽結構いいキャラしてますwただ、色々消化不良すぎるところがあるので続編是非希望ですね。

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秦建日子

小説家・脚本家・演出家・映画監督。1968年生まれ。97年より専業の作家活動。2004年『推理小説』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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