世界が驚いたニッポンの芸術 浮世絵の謎 意外と知らない古典名画の正しい見方 じっぴコンパクト新書

福田智弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408111780
ISBN 10 : 4408111783
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
215p;18

内容詳細

日本の古典絵画を代表する「浮世絵」。葛飾北斎、東洲斎写楽、喜多川歌麿、歌川広重…など、名だたる絵師たちによる数々の名作には、こんな謎が隠されていた!?教科書や美術書で誰もが一度は目にしたことがある名画の知られざる秘密に興味深く迫る!一読すれば、あなたも浮世絵通になれる!

目次 : 第1章 名作の中に秘められた謎(白い犬は、好物の魚に背を向け、いったい何を見ているのか?―歌川広重『東海道五十三次之内 日本橋 朝之景』/ この違いは何?北斎の描いた二種の富士山?―葛飾北斎『冨嶽三十六景 山下白雨』 ほか)/ 第2章 名画を生み出した驚きの技法(なぜ、新人写楽がいきなり注目されたのか?―東洲斎写楽『三代目大谷鬼次の江戸兵衛』/ なぜ、こんなにリアルな骸骨が描けたのだろうか?―歌川国芳『相馬の古内裏』 ほか)/ 第3章 一風変わったユニークな浮世絵(美人画に秘められた意外な実用性とは?―鈴木春信『見立佐野の渡り』/ 一風変わった浮世絵の楽しみ方とは?―歌川芳藤『新板 芝居道具尽し』 ほか)/ 第4章 作品ににじみ出る絵師の生きざま(菱川師宣が行なった画期的なこととは?―菱川師宣『衝立のかげ』/ この絵が歌麿作だとわかった理由とは?―喜多川歌麿『楼上二美人』 ほか)

【著者紹介】
福田智弘 : 1965年埼玉県生まれ。1989年東京都立大学(現・首都大学東京)人文学部卒業。編集・デザインディレクターを経て、現在、国内外の歴史、古典文学関連を中心に、精力的に執筆活動を行なう作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    サクッと読み切れました。どうせなら全てカラーサンプルを載せて欲しかったです。

  • ホークス さん

    浮世絵の面白さをまとめた本。モノクロ図版多数。今回気づいたのは、頭からニョキニョキ生えた長いかんざしの艶やかさ。微妙に角度のついた直線群と丸く結った髪が調和して美しい。抽象彫刻みたい。女性を魅力的に見せる工夫と言えば、鏡を覗いて化粧する構図。うなじと顔が両方見えて、確かに色っぽい。効果があると思えば、紙に凸凹をつけたり版木の木目を生かしたり、洋画の技にも挑戦する。凄い作品が出てくるわけだ。歌川国芳の落書き風作品は全く現代風。美人画の喜多川歌麿が、妖怪画の鳥山石燕の門下というのも意外。しかも読みはウタマル。

  • キンとギン さん

    10ヶ月で140点あまりの作品を発表し筆を置いた東洲斎写楽。東海道五十三次をあたかも実際に歩いたように描いた安藤広重。三十もの画号がある葛飾北斎。美人画・妖怪画・戯画など多彩な画を描く歌川国芳。誇張した役者絵(ムキムキの脛)の鳥居清信。役者の個性まで描いた勝川春章。錦絵の祖、鈴木春信・・・などなどの薀蓄本。浮世絵を見るのが楽しくなりそう。

  • 紫 さん

    「世界が驚いたニッポンの芸術」などという煽り文句から外国で浮世絵がどのように受け入れられたかのジャポニズム事情紹介本かと思いきや、いざ読んでみるとそんな話題はぜんぜんなし(!)。広く浅く、面白トピック50項目からなる浮世絵雑学&豆知識集であります。それぞれ3〜4Pずつの簡潔さなので、浮世絵初心者の入門編にはうってつけ。なお、オビには「北斎、写楽、歌麿、広重」と並んでいますが、写楽の話題はたったの2項目。写楽目当ての読者は残念でした。本書での扱いの大きさは「広重>国芳>北斎>歌麿」といった感じです。星4つ。

  • すうさん さん

    私達の50歳台は学校では西洋音楽・美術を中心に教えられてきたので、最近まで本当に日本の芸術に興味がありませんでした。私自身、着物の「柄」の素晴らしさから始まり、ここ何年も日本の芸術、特に日本絵画はマイブームです。さらに浮世絵の深さやユーモアは圧倒されている。本書はその面白さを教えてくれる入門書。歌川広重の「東海五十三次」の枚数や葛飾北斎の二枚の富士山の絵のなぞや素晴らしいデッサン力、歌川国芳の疑似スカイツリーの正体、謎の絵師、東洲斎写楽。喜田川歌麿の美人画の謎など、列記しだすときりがない。楽しい本です!

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