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まもれ最前線! 陸海空自衛隊アンソロジー

福田和代

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334915193
ISBN 10 : 4334915191
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

陸上自衛隊・神家正成「迷彩の天使」。新型コロナ感染症という「災害」の渦中にある豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号に「派遣」された陸上自衛隊二等陸尉の看護官・畠山知重。妻として、母として、看護師として悩みながらも懸命に現場に立つ彼女の前に、意外な感染者が―。海上自衛隊・山本賀代「氷海」。コロナ禍の中、砕氷艦「ゆきはら」は南極に向かい前代未聞の無寄港無補給航海に出た。初めての南極への航海で、二等海尉の航海士・三津田流至は航海長・川尻の連日の厳しいしばきに耐えながら、思いがけないものを見つけた。航空自衛隊・福田和代「空のプライド」領空侵犯への対応のため常に待機する飛行隊のパイロット、盛岡保二等空尉は単身赴任。コロナ下で家族にも会えない日々だ。彼が働く築城基地で、ハトが着陸時の戦闘機に接触し機体が破損したのにハトの死骸がない、という考えられない事故が起きた。その謎を追う盛岡はさらに謎にぶつかる。「新型コロナ下」という限界状況を設定し、各自衛隊を熟知した作家たちが、その隊の特性特徴を活かした趣向で書き上げた、読み応えあふれる新しいエンターテインメント!

【著者紹介】
神家正成 : 1969年、愛知県生まれ。陸上自衛隊で74式戦車の操縦手として勤務。自衛隊退職後、2014年、第13回『このミステリーがすごい!』大賞で『深山の桜』が優秀賞を受賞しデビュー

山本賀代 : 2016年9月に潜水艦乗りの海上自衛官が登場する『ダイブ!潜水系公務員は謎だらけ』が「第2回お仕事小説コン」にて特別賞を受賞しデビュー

福田和代 : 1967年、兵庫県生まれ。神戸大学工学部卒。2007年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • モルク

    自衛隊アンソロジー。神家正成氏の「迷彩の天使」が特によかった。国内で初めてコロナの脅威を感じた「ダイヤモンドプリンセス号」。そこに派遣された陸自看護官。妻、母、看護官…3つの役割の中での葛藤。更には過酷な状況の元一生懸命働いてくれる医療従事者とその家族に対するこころない言葉。確かにそうだった。山本賀代さんの「氷海」は南極に向かう砕氷艦での新米海上自衛官の航海士に厳しい上官。福田和代さん「空のプライド」戦闘機にぶつかった鳩、ミステリーテイストあり。3作品に医師川崎が登場。いけすかないやつが、次第に変化する。

  • ゆみねこ

    神家正成さん「迷彩の天使」山本賀代さん「氷海」福田和代さん「空のプライド」新型コロナ下の陸海空の各自衛官の活躍を描いたアンソロジー。山本賀代さんは初読み。ダイヤモンドプリンセス号に派遣された女性看護官、南極昭和基地へ前代未聞の無寄港無補給航海に出た砕氷船に乗り込む若手航海士、領空侵犯対応のため24時間待機する飛行隊パイロット。自衛隊テーマのお仕事小説、面白く読了!

  • yukision

    陸海空自衛隊それぞれのコロナ禍を3人の作家さんが描くアンソロジー。山本賀代さんの,砕氷艦内での人間模様を描いた『氷海』,福田和代さんの,緊急発進の戦闘機が被ったバードストライクの謎を描いた『空のプライド』どちらも楽しめたが,中でも神家正成さんの『迷彩の天使』が良かった。ダイヤモンドプリンセス号内での女性看護官の奮闘をあの当時報道されていた過酷な状況を思い出しながら読むと,一層こみ上げてくるものがあった。

  • ぶんこ

    陸自のナース畠山は東海豪雨での被災時に陸自の看護官に助けられたことで自衛官に。海自の三津田は東日本大震災での海自の働きを見て入隊。空自のペッパーは警察官だった父にヒーローになるなと反対された。自衛官になった経緯はそれぞれですが、国民を守るという精神は同じ。ダイヤモンドプリンセスでのコロナ感染に出動した看護官の働きと、周囲の無理解は想像を絶するものでした。安易な批判が、命の危険をおいながらも奮闘する人々や、その家族までをも傷つけていることを知りました。陸海空の自衛官に感謝を新たにしました。

  • rosetta

    ★★★☆☆三人の作家による陸海空、三軍の自衛隊をテーマにしたアンソロジー。どれにもコロナの影響が色濃く全面に押し出されていてウザい。最前線というタイトルだと国防の事だと思わされるがそれとは裏腹に、陸ではダイヤモンドプリンセス号でPCR検査に携わる看護官の話、海では南極に向かう砕氷船の話、空でやっとスクランブル発進に備えるパイロットの話になるがテーマはバードストライクに始まるミステリ。まあ今の自衛官の主な出動は災害対応だからしょうがないのかもとは思うけど、イマイチ期待した内容ではなかった。悪くは無いんだけど

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