現代中国悪女列伝 文春新書

福島香織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166609468
ISBN 10 : 4166609467
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
280p;18

内容詳細

美人で頭もよくなければ悪女になれない。魅力ある女はカネと権力を呼び寄せる。藩煕来の妻・谷開来から、「公共情婦」、ネット上の露悪女まで、中国社会をウラで動かしている悪女たちの、恐ろしいけれど、どこか切ない物語。

目次 : 第1章 江青の系譜を継ぐ正統派悪女―谷開来/ 第2章 温家宝の妻のダイヤモンド女王―張培莉/ 第3章 夫の存在感“食う”ファーストレディ―彭麗媛/ 第4章 堕ちた歌姫は権力闘争の生贅か―湯燐/ 第5章 魔性の熟女のチャイナドリーム―李薇/ 第6章 元鉄道相の美しくない愛人―丁書苗/ 第7章 中国赤十字の信用を失墜させた九〇后美少女―郭美美/ 第8章 八〇后の露悪女―鳳姐/ 第9章 中国近現代史上最悪の悪女―江青/ 第10章 林彪を操り破滅させた女―葉群/ 第11章 中国に悪女が多いワケ

【著者紹介】
福島香織 : フリージャーナリスト。1967年奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、産経新聞社に入社。大阪文化部などを経て上海・復旦大学に語学留学。2001年に産経新聞香港支局長に就任、2002年に香港支局閉局にともない中国総局(北京)に異動。2008年まで常駐記者を務めた。2009年に退職し、中国関連分野でフリーの活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    中にはこれが悪女?と思われる人もいたが基本的には権力の狭間で一生懸命生きてる人ばかりの様に感じた。著者は日本ではここまでの女性はあまりいないと不思議がっていたが、中国社会の過酷さが日本にはないのだろうなぁ。

  • らむり さん

    悪女と言っても残虐系ではありません。多くの悪女は、計算高くしたたかで、女を武器にしてます。中国社会だからこそ生まれた悪女たちじゃないかな。

  • isao_key さん

    現代中国で世間を賑わした女性たちの生い立ちから行状、顛末までを紹介する。三大悪女とされる呂后、則天武后、西太后と比べるほどのスケールは、全くないが、案外悪女を生み出す土壌は昔から変わっていないように思えた。中国で悪女が多い理由を、妻は結婚しても婚家においてはあくまで部外者であり、別姓を名乗る。また一部の特権階級と血統だけが政治経済を支配する階級社会+いまだに男尊女卑の価値観が強く、才能と努力だけではつかめるチャンスはほぼない。その中で才能ある美人は肉体を武器に、わずかなコネからのし上がっていく他にない。

  • sakadonohito さん

    20世紀以降の話題になった中国の悪女を紹介している本。紹介されている女性の殆どは政治権力や経済利権をあの手この手で獲得して財を成すヤリ手だ。日本に比べ中国は、女性にとっては人生ハードモードなのがこういった女傑?を生み出す土壌となっているのかもしれない。巨万の富を不正な手段で築いた悪女達は断罪されてしかるべきなのだが、男性である自分からすると江青を除いてはさほど憎めず、自分も不公平な人間だなと反省した。

  • akinbo511 さん

    現代中国史の登場人物は超有名な人しか知らないので、政治家絡みの部分は少々難しかったが、文革の時代を女性の立場から見る楽しさがあった。中国における女性の立場に起因するのかもしれないけど、現実にこんな女性がいたと思うと恐ろしい。

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