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鉄道は生き残れるか

福井義高訳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784502699405
ISBN 10 : 4502699403
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2012
Japan

Content Description

整備新幹線はもういらない。リニア新幹線は作るだけムダ。青函トンネルは閉鎖がベスト。鉄道貨物は日本には必要ない。元・国鉄マンの著者が明かす鉄道事業のリアルな将来。

目次 : 1 「衰退産業」鉄道が生き残るには/ 2 国鉄崩壊と鉄道再生/ 3 断行された分割民営化とその成果/ 4 鉄道「勝ち組」はこれからも安泰か/ 5 国鉄改革成功物語を超えて―3島会社、ローカル線と貨物/ 6 新幹線はもういらない/ 7 かつての「陸の王者」鉄道に静かな余生を

【著者紹介】
福井義高訳 : 1962年8月京都生まれ。日本国有鉄道、東日本旅客鉄道株式会社、東北大学大学院経済学研究科助教授を経て、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。東京大学法学部卒、カーネギー・メロン大学Ph.D.専門分野は会計情報・制度の経済分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 手押し戦車

    ビジネスには二つのタイプに分かれる。毎年新製品を研究開発して市場に送り出すタイプと一貫して同じ製品サービスで陳腐化せず独占力を持ち続けるタイプがある。独占力があるビジネスでも製品なのかサービスなのかで設備投資が異なる。特にブランド力があると設備投資が不要になり独占力だけになりキャッシュが増えていく。インフラサービスは設備投資がかかる分、参入障壁が強くなり地域独占など容易に出来て価格決定権を握れる。投資で大切なのは言い値で長期的にさらに海外から輸入にも影響を受けないかなど容易にできるかを判断する事。

  • かなく

    分かりやすい解説で面白かった。 かつては一大決心をして関東へ進出したが、新幹線によって気軽に地元へ戻れるため敷居が低くなった。「都会は住み難いから地方に住み、必要に応じて都会に出掛ける」は、一部都会人の論理だろう。やはり便利な場所に住みたい。また、建物の技術進歩により以前ほど土地が必要でなくなったのも大きい。新幹線を整備すればするほど地方が衰退するのだろうか。

  • いま

    確かに採算性という面からするとローカル線などは積極的にBRTへ代替して行くというのが正論。感情やプライドの面から鉄道に固執している側面はあるのではないか。電車そのものを観光スポット化するぐらいの生き残り戦略が可能な路線は別として、三セク化したローカル線などは廃線も致し方ないなと思う。

  • ぶいしーてん

    整備新幹線の二重投資ぶりをこれでもかというくらい指摘。しなの鉄道でかつての在来線幹線の高規格設備が無為に腐っていくのを見たはずなのに、何度も整備新幹線を作って在来線を死なせていくってこれがモータルシフトか。

  • 蛻の殻

    東海道新幹線の功罪のうち罪として考えられるのは、1、東京一極集中の促進。2、新規格(電圧、軌間等)設定による鉄道体系の分断。 リニア新幹線の建設によって同じ轍が踏まれることになる。

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