OP.ローズダスト 下

福井晴敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163245102
ISBN 10 : 4163245103
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
追加情報
:
20cm,569p

内容詳細

連続爆弾テロを仕掛けた「ローズダスト」のリーダー入江一功と、彼を追う防衛庁情報機関ダイスの丹原朋希には、深い因縁があった。互いを理解しながら憎しみあう2人の若者を通して、壮大なスケールで描く大作。

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読書メーターレビュー

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  • うめ さん

    9.11後3.11前に描かれた未来図。現実では日本は天変地異に晒され、様々なしがらみで後手に回った政府機関に対し、民間の善意と現場の人々の尽力は臨界という最悪なシナリオを回避した。スマホが普及した現在、小さな画面越しに見る悲劇にエンタメの側面があることは否定出来ないが、目の前で倒れた人を見殺しに出来る人はどれだけいるだろう。大火事を前に水を運ぶ小鳥の嘴に貯められる水は僅かでも、翼を持ったその姿を目にする者は僅かじゃない。私たちは悲劇よりも勇気にカメラを向け、冷笑よりも行動に力を割くべきだと思う。

  • のぶひこ さん

    再読。そういえばそういうラストだった、などと懐かしく読んだ。この人のお話は好きなのだけど、ちと読みづらい。 いずれのメンバーもすごい能力なのだろうけど、留美が一番活躍が描かれてた気がする。メタルギアソリッドの世界でも生きていかれそう。

  • ゆき さん

    ★★★★★:悲しみや怒り、悔しさ、歯がゆさ、無力感、そういったものがぐるぐると渦巻いて胸がかきむしられる感じ。重くて読むのがとてもつらいのだけど怒涛の展開にページを捲る手は止まらない。絶望的に見える世界も、案外捨てたもんじゃないと思わせるラストに救われる。

  • 和尚 さん

    さくさく読めるわけではないけど、没頭させられる圧倒的な重量を持った物語。おすすめです

  • mittaka さん

    とても面白かった。並河次郎と羽住克広が協力して丹原朋希を救出したところ、朋希と真野留美、そして入江一功との戦いの場面が特にエキサイティングだった。最新鋭のハープーン、コブラから原始的なCQBストライダーまで、兵器の描写にリアリティがあり物語の世界に惹き込まれた。

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福井晴敏

1968年、東京都墨田区生まれ。1998年、『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー

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