発達障害は治りますか?

神田橋條治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784907725785
ISBN 10 : 4907725787
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,318p

内容詳細

発達障害者は発達する。目の前にいる人をなんとか、少しでもラクにするのが医者の仕事…。そう言い切るカリスマ精神科医・神田橋條治の発達障害論。どのように発達障害をみて、どのような治療しているかを伝える書。

【著者紹介】
神田橋條治 : 鹿児島県出身。1961年九州大学医学部卒業。1984年まで九州大学病院に勤務。現在は鹿児島市伊敷病院に非常勤で勤務

岩永竜一郎 : 長崎県出身。作業療法士・医学博士。長崎大学大学院医歯薬学総合研究科准教授。現在は長崎大学医学部付属病院等で臨床に携わる。臨床家として、研究者として、そしてアスペルガーの息子を持つ父として、発達障害を持つ人の問題解決に尽力する日々を送っている。日本感覚統合学会理事。長崎県自閉症協会高機能部部長。認定作業療法士。感覚統合認定講師。特別支援教育士スーパーバイザー(LD学会認定)

愛甲修子 : 千葉県出身。帝京平成大学専任講師。臨床心理士・言語聴覚士。スクールカウンセラー・県教育委員会特別支援教育専門家チーム委員。心理士として神田橋條治のスーパーヴァイズを受けている

藤家寛子 : 佐賀県出身。20代でアスペルガー症候群と診断される。解離性障害やうつなどの重い二次障害と生来の虚弱体質により苦しみ、引きこもりとなっていた時期もあったが、自分の精進と周囲の支援により健康になり、現在は週に五日勤務に挑戦中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シン さん

    「発達障害治るが勝ち」が面白かったゆえ、 その中で紹介されていた先生とのやりとりを書いた本も購入。 「邪気」とか「見ただけで悪いところがわかる」など、 正直怪しいなと思う記述もある。 (本書内で自分でつっこみも入れている) が、脳のことであったり、 支援の内容であったりと、 現状の体制への文句であったり、 非常に勉強になる1冊。 「目の前の人をなんとかラクにしようとするのが治療者の仕事でしょう  なんの現世利益をもたらさなくて報酬をもらうのはいかんと思うね」

  • Roko さん

    この本に書かれていることは、わたしがこれまで知らなかったことだらけでした。でも、腑に落ちることばかりでした。 「発達障害者は発達する」つまり、普通の人と比べたらゆっくりかもしれないけれど、少しずつできることが増えていくという神田橋さんの言葉に救われるような気持ちになりました。どんな人でも、少しずつ発達していく、そう信じて生きていこうと思います。 坂口恭平さんの「まとまらない人」で紹介されていたこの本を読んで、本当に良かった!

  • ごへいもち さん

    神業みたい。発達障害に対して処方される薬はたいてい脳の発達に良くないとのこと。同感。どんな医者も患者を治すことを第一に考えて欲しいものだ

  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン さん

    すすめられて初著者。お薬の使い方は上手なんだろう。三次障害こそが問題なのでは。フラワーエッセンスが登場してそっ閉じ。

  • むっちょむ さん

    面白くてイッキに読んだ。精神科の先生がレメディーや、気功、オーリングを推奨しているのにはぶっとんだ。目の前の患者が良くなればいいの言葉にホロっときた。「プラシーボ効果ほど良いものはない」にも、目から鱗。自分の障害や病気は医者任せにせず、自分で良くしようとする動きこそが「養生」であり、治療につながっていくのだと思った。 かといって、怪しい、お金の掛かる療法をすすめているわけでもなく、「金の掛からない自分でやれるのが一番」とも。精神科の偉い先生がこういう事を言ってくれてると知っただけでも救われた。

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神田橋條治

1937年鹿児島県加治木町に生まれる。現在、鹿児島市 伊敷病院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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