さるとかに

神沢利子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776408208
ISBN 10 : 4776408201
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
40p;31

内容詳細

柿のたねをひろったさるは、かにのひろったむすびが食べたくて言いだした。「このたねをうえておくと、うまい柿がとれるぞ。とりかえないかね」そして、かにがせっせとせわすると、柿の実がどっさりなった。かには、おおよろこび。ところが…日本のむかし話「さるかに合戦」の決定版。読みついでいきたい名作絵本!

【著者紹介】
神沢利子 : 1924年、福岡県に生まれ、サハリンで育つ。文化学院文学部卒業。1961年『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)出版以降、長年にわたり絵本、童話の多くの作品を発表している。1975年『あひるのバーバちゃん』(偕成社)でサンケイ児童出版文化賞、1979年『いないいないばあや』(岩波書店)で日本児童文学者協会賞、野間児童文芸賞、1996年「神沢利子コレクション」(あかね書房)で路傍の石文学賞、モービル児童文化賞、2004年『鹿よおれの兄弟よ』(福音館書店)で小学館児童出版文化賞、2005年同作で講談社出版文化賞を受賞

赤羽末吉 : 1910‐1990。1910年、東京に生まれる。1959年、日本童画会展で茂田井賞受賞。1965年『ももたろう』(福音館書店)、『白いりゅう黒いりゅう』(岩波書店)でサンケイ児童出版文化賞、1968年『スーホの白い馬』(福音館書店)でサンケイ児童出版文化賞、アメリカ・ブルックリン美術館絵本賞、1973年『源平絵巻物語・衣川のやかた』で講談社出版文化賞、1975年『ほうまんの池のカッパ』(銀河社)で小学館絵画賞、1980年国際アンデルセン賞・画家賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 千穂 さん

    秋の読み聞かせ候補として選んでみた。赤羽さんのダイナミックな絵がよい。くり、くまんばち、うしのふん、うすが、かにからきびだんごを1つもらってお供する話だったか!昔話だから色々なストーリーあるよな?これはこれで楽しむとする。

  • ろくべえ さん

    ★★★★★ 小低〜 この復刊は非常に嬉しい♪ 赤羽さんの描くさるとかには絶品!赤羽カラーと呼びたくなるような赤の絶妙な使われ方。話の展開と場面展開もピッタリ。サイズも大判なので読み聞かせ向き。腰からきびだんご下げてるかにたちが可愛い。さるの家の講座も一目で見渡せて、それぞれの隠れ場所がよくわかる。加えて神沢さんの再話も言葉のリズムがとても良く、迫力ある赤羽さんの絵とマッチして、これぞ絵本で見る価値のある昔話絵本の良書だと思います。

  • ふじ さん

    勝手に赤羽末吉月間(評伝読む前の予習)。このさるとかにもきびだんご&牛の糞メンバー版。一つ一つの絵が大きく遠目がきくので、読み聞かせにもってこい。みんなきびだんごを貰うため手が生えるのが愉快だった。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    様々な「さるかに合戦」を読んできたせいか、絵の美しさをのぞいてあまりインパクトを感じなかったのですが、それだけこの物語を身近に感じているからでしょうか。 どうしてきびだんごが出てくるのか、子がにたちの助っ人の顔ぶれの不思議さ、それぞれが伝承の中で培われたものなのでしょうね。 新鮮味と言うよりも、安心感のある絵本だと思います。

  • ケイト さん

    赤羽さんの絵が、大好き。赤の使い方といい、躍動感のあるタッチ。余談になるけど、今頃の絵本は死んだり、やっつけたりするのが残酷なので、マイルドな構成になっているとか… なんて事だ。人生はいい事もあるけど、辛い事ばかりだ。この絵本は、そんなことないので、さるが、ぺしゃんこになっちゃいます。変なレビューになってしまい、あしからず…😏

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人物・団体紹介

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神沢利子

1924年、福岡県に生まれ、北海道、樺太(サハリン)で幼少期をすごす。文化学院文学部卒業。詩、童謡、絵本、童話、長編と、児童文学の第一線で幅広く活躍。一連の「くまの子ウーフ」の童話や絵本(ポプラ社)のほか、『ちびっこカムのぼうけん』(理論社)『うさぎのモコ』(新日本出版社)『ふらいぱんじいさん』(あ

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