灘酒はひとのためならず ものぐさ次郎酔狂日記 文春文庫

祐光正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167827014
ISBN 10 : 4167827018
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
追加情報
:
317p 15cm(A6)

内容詳細

与力の次男坊で剣一筋の生真面目な男・三枝恭次郎は、奉行・遠山金四郎に呼び出され、隠密として市井に紛れ込むために「遊び人となれ」と命じられる。女隠密の美秋や遊び人・睡蓮の半助らの手助けで、“どこへ出しても恥ずかしい”道楽者を目指す恭次郎だったが―。遊楽と剣戟の響きで綴られた酔狂日記。第一弾は酒がらみ。

【著者紹介】
祐光正 : 1959年、東京都生まれ。都立工芸高校デザイン科を卒業。CFプロダクション勤務を経て、別名で漫画家として活躍。2005年、「浅草色つき不良少年団」で第44回オール讀物推理小説新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nyaboko さん

    真面目な剣客旗本次男坊が、遠山の隠密を命じられ遊び人としての格を身に着ける話。隠密になって事件を解決する、とかではなく、遊び人になるまでの本人の心境と、また隠密になってから再会した親友のために力を尽くす?話がメイン。時代小説に定番な剣劇は入っているが、隠密という割には捕り物帳ではなく、とある人物に焦点を当てたという小説が正しい。丁寧に捕り物として書けばおもしろそうな題材と思うんだけど、ちょっと残念。

  • nyanlay さん

    がっつり時代小説って感じではないけれど、嫌いではないですね。特に城山のお敬お嬢とのやり取りには笑わせて頂きました。

  • 雪の行者山@加療リハビリ中 さん

    これ、序章ですよね。本来は。どうにかこうにか道楽者、龐統ができるようになったばかりでこれからが隠密としての活躍が期待されるところではありませんか。と思って今調べたら、ありました。手に入るかどうかわかりませんが…古本屋巡りをしたいと思います。縁があればそのうち手に入るでしょう。これで終わりはちょっと…

  • 図書委員4年生 さん

    「それがしは酔っ払って不届きな振る舞いに及ぼうとおもいます」どんなに遊び人修行をしても根が真面目な恭次郎。かっこいいのに女心が分からないと、こんなことになる。半助などキャラクターは良いが立ち回りの表現などは苦手。

  • すずめ さん

    生真面目一本の与力の次男坊である主人公が、町奉行の私的な隠密となるために遊び人となる修行をはじめる。っていう設定やキャラクターは申し分なく十分に面白いのに、エピソードやストーリーが駆け足でぽんぽん飛ぶのが実に勿体無い。1作目の気合で飛ばしただけで、次作からはじっくり描いてもらえることを期待したい。

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祐光正

1959年、東京都生まれ。都立工芸高校デザイン科を卒業。CFプロダクション勤務を経て、別名で漫画家として活躍。2005年、「浅草色つき不良少年団」で第44回オール讀物推理小説新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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