J.S.バッハ 講談社現代新書

礒山雅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061490253
ISBN 10 : 4061490257
フォーマット
出版社
発行年月
1990年10月
日本
追加情報
:
18cm,222p

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読書メーターレビュー

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  • 1959のコールマン さん

    ☆5。バッハを知るための最初の1冊としてベストの内容。礒山雅さんだから難しい事をうじゃうじゃ書いてあるのかと思いきや、思いっきりハードルを下げています。と同時にハードルが上がっている所もあるので、初心者もある程度のヒトも十分に楽しめます。ポリフォニー(バッハ)とホモフォニー(モーツァルト、ベートーヴェン)の部分、ジャズとの相性の良さ、バッハの音楽におけるリズムの重要性、バッハ自身が自分のルーツはハンガリーと見なしていたこと、お金に細かい人だったこと、紙を節約するために余白に別の曲を書き込む、↓

  • 蘭奢待 さん

    バッハ論。バッハ一族や、生活、作曲活動、名盤紹介と充実した内容。有名な数学的論考は「象徴」という言葉で表されている。非常に興味深く面白い。バッハはメロディーではなくリズムだという。ポリフォニー、ホモホニーの違いがよく理解できた。バッハ音楽の独特さはポリフォニーから来ている。時代がそうさせたとも言えるが作曲も天才ならば、演奏する方も天才だ。グールドの凄さを再認識。ジャズアレンジとの親和性の高さ。ジャック・ルーシェのプレイバッハを早速聴いたが素晴らしい。

  • チョコ さん

    バッハに癒される自粛生活の中で、ジャズやポップスにも使用されてるバッハの事をもっと知りたいと思って購入。曲の構成や、その頃の時代背景、楽器などなど広範囲に、でも難しくなく教えてくれる本でした。同じ曲ばかり聴いていたので幅広げて聴いてみます。

  • Aminadab さん

    「マタイ」「ヨハネ」やG・グールドは随分聴いているのだが、その先どの曲へ行くか迷って長らく書架にあった本書を手に取った。痛ましいかな著者は他界していたが(1946〜2018)、結論を言えば○。バッハというのはいくらでも難しげに書ける主題だが、著者は極力易しく聞こえるように、しかし要点を落とさず書いている。要するにカンタータというのは法事の時にお坊さんが読むお経みたいなもので各々30分あれば聴ける。YouTubeでいろいろ試し聴きしたが、BWV106、211、6つのトリオ・ソナタあたりへ行ってみようか。

  • ボル さん

    バッハ研究者が教えてくれる、バッハの魅力。聴き方。生い立ち。楽器。カンタータの意味。ポリフォニーな旋律。なぜ?なぜ?がとても解りやすい。博識でそっと教えてくれる。こんな本はなかなか巡り遇わない。と言っても過言じゃないほど少しバッハ通となれます。今日はどれを聴こうか?などと楽しみにさせてくれる。

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人物・団体紹介

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礒山雅

1946‐2018年。音楽学者。東京大学文学部および、同大学院修士・博士課程で、美学藝術学を学ぶ。学術博士(国際基督教大学)。国立音楽大学教授を経て、同音楽研究所所長、2006年日本音楽学会会長、サントリー芸術財団理事、いずみホール音楽ディレクターなどを歴任。1988年バッハの研究により辻荘一賞受賞

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