徳川がつくった先進国日本 文春文庫

磯田道史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167907761
ISBN 10 : 4167907763
フォーマット
出版社
発行年月
2017年01月
日本
追加情報
:
156p;16

内容詳細

江戸時代には、内乱、自然災害、侵略など数々の危機があった。にもかかわらず、なぜ平和は保たれたのか。そこには、血生ぐさい戦国の風潮から脱し、民を慈しみ、人命を尊重する国家へと転換していった為政者たちの姿があった。“徳川の平和”がもたらした大いなる遺産を、4つの歴史的事件から時代をさかのぼって解説する。

目次 : 第1章 「鎖国」が守った繁栄―1806年(文化3年)(「徳川の平和」の岐点/ 文化爛熟期に起きたウェスタン・インパクト ほか)/ 第2章 飢饉が生んだ大改革―1783年(天明3年)(幕府中興の祖、吉宗の行った改革/ 田沼政治の功罪 ほか)/ 第3章 宝永地震 成熟社会への転換―1707年(宝永4年)(新田開発へと雪崩を打つ/ 上道部沖新田の干拓事業 ほか)/ 第4章 島原の乱「戦国」の終焉―1637年(寛永14年)(徳川時代の幕あけ/ 生瀬の乱の凄惨な事実 ほか)

【著者紹介】
磯田道史 : 1970年、岡山県生まれ。2002年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。現在、国際日本文化研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • むーちゃん さん

    戦国時代でもなく幕末でもない江戸時代の話。飢饉、自然災害からの復興、内乱からの教訓。本書のなかにもありますが、東日本大震災以降の現在の問題にも江戸時代から学ぶことが沢山あります。

  • さくらさくら さん

    NHK教育テレビ「さかのぼり日本史 江戸 "天下泰平"の礎」を書籍化したもので、ページ数も少なめで読みやすくなっている。『露寇事件』『浅間山噴火・天明の飢饉』『放映の地震・津波』『島原の乱』を1章〜4章で其々ターニングポイントにして日本人の変化をさかのぼって解説している。私が思っていた「江戸時代」とは違い、現在の日本の礎となった江戸の人々の考え方が良くわかって面白かった。

  • forest rise field さん

    一通り習った日本通史を違う視点から見るというのは新鮮だし新たな発見がある。磯田センセの切り口は面白い。江戸時代約260年なぜ平和が続いたか?一揆や内乱、自然災害、侵略など危機を乗り越え、幕府や大名と民との関係性が変わっていく過程を説明。改めて歴史の面白さと、過去から学ぶという重要性を認識できた。

  • クプクプ さん

    磯田道史の本は初めて読みました。私は歴史に疎いですが、最後まで楽しんで読めました。主に江戸時代のことが書かれていて、当時は米が今のお金だったと知りました。当然、江戸時代は農民が多く、新田開発も盛んだったそうです。農民は読み書きの勉強をし、一軒の農家あたりの米の収穫量も増えていったそうです。私のような歴史初心者にとっての入門書として最適な一冊でした。

  • 佐島楓 さん

    江戸時代をあえてさかのぼることで、今日の日本の源流を探る。この時代のエッセンスが凝縮された、わかりやすい良書。

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人物・団体紹介

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磯田道史

1970年岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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