越境

砂川文次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163918761
ISBN 10 : 4163918760
フォーマット
出版社
発行年月
2024年07月
日本
追加情報
:
488p;19

内容詳細

自衛官出身、『小隊』の砂川文次が圧倒的なリアリティーで描くノンストップ・ミリタリーアクション巨編!
ロシア軍の侵攻から10年が過ぎた北海道東北部は、ロシア軍や自衛隊の残党、民兵、マフィア、ヤクザなどが群雄割拠している。日本政府「支援飛行隊」のイリキは、ヘリコプター墜落から九死に一生を得る。救ってくれたヤマガタ、アンナと共に、血なまぐさい「無法地帯」を奥へ奥へと進んだイリキの前に、ついに究極の兵器が現れる!

【著者紹介】
砂川文次 : 1990年大阪府生まれ。元自衛官。2016年「市街戦」で第121回文學界新人賞、2022年「ブラックボックス」で第166回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    「本の雑誌が選ぶ2024年度ベストテン」 1位と言う事で読みました。砂川 文次、4作目です。本書は、近未来軍事小説巨篇でした。もっと派手なアクションやサプライズがあれば面白味が出て来ると思いますが、淡々と終了です。 https://books.bunshun.jp/articles/-/9320

  • ケンイチミズバ さん

    北海道がなぜこんなことになってるのか?状況説明があまりにも分かりにくい。理屈に無理がある。片眼と耳が欠損した熊は戦争慣れ国家や集団の象徴なのだろう。戦闘の中でイリキが考えることがあまりに理屈っぽくて疲れた。戦時こそ生の実感を得るのは間違いで、生き残れてるからそう言えるだけの錯覚。飼いならされた別の生き物である内地の人間は奴隷かもしれないが、誰も有事を日常として考えはしない。侵略とか防衛とか国土とか国家とかについての意識高い系でもたった一発の銃弾であっけなく死ぬ。その時が来てからでは遅いのかも知れないけど。

  • もぐもぐ さん

    『小隊』の続編かと思ってたらちょっと違うっぽい。ロシア軍が北海道に侵攻してから十年後が舞台。ロシアは国際世論の圧力の中で侵攻した部隊を反乱者として切り捨て、応戦した自衛隊も日本から見捨てられ、道東が無法地帯と化す。『小隊』はリアルな恐怖を感じましたが、設定にかなり無理があるし何よりすごく読み難かった。480ページを読み切る自信が無く久しぶりに途中で撤退でした。冒頭の釧路空港の廃墟での戦闘シーンはめちゃくちゃ解像度が高かった。

  • いちろく さん

    北海道がロシア軍の進行を受けて10年が経過した状況から始まる物語。とある書評誌での2024年ベスト本という触れ込みが気になり手にした一冊でしたが、命のやりとり含め事前想定以上な状況描写も多々。著者が元自衛官であると知り納得出来た部分もあるし、色々な意味で感想に困る。それが読了後の本音だ。北海道がある種の紛争の無法地帯になったら、という内戦モノという表記が近いか。

  • 大阪のきんちゃん2 さん

    あまり読まないジャンルの小説。強烈でした! 北海道半分が無政府状態。ロシアと自衛隊と民兵と警察と警備隊… 現時点では荒唐無稽な設定ですが、世界情勢を見ると何時何処で均衡が崩れるのか分からない世界情勢の中では、絶対あり得ないとは言えないのではないかと危惧を抱きますw 取り越し苦労ですかね… で、この小説、だらだら長いのかと思いきや、疾走感がもの凄い! ディストピア…誰も幸せにならない…未来どころか一寸先も見えない…そんな中でもがく主人公がとった行動は…? 出てくる武器弾薬兵器の類は、知識がないので読み流しw

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人物・団体紹介

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砂川文次

1990年生まれ。神奈川大学卒。元自衛官。都内区役所勤務。2016年「市街戦」で第121回文學界新人賞を受賞。

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