骨音 池袋ウエストゲートパーク 3

石田衣良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163213507
ISBN 10 : 4163213503
フォーマット
出版社
発行年月
2002年10月
日本
追加情報
:
20cm,318p
20cm,318p

商品説明

若者を熱狂させる音楽に混入する不気味な音の正体は──。人気バンドマンの“音”への偏執を描く表題作他三編を収録するシリーズ三弾。

この本は、TVドラマでも大ヒットした人気シリーズの第三弾。若者から圧倒的支持を受ける狂気のバンドマン、地域通貨に夢を託す若者たち、そして孤独な風俗嬢などが各篇に登場、主人公マコトとその仲間たちが池袋の街を走り抜け、先端風俗がリズミカルな文体で描かれます。

内容詳細

最凶のドラッグ、偽地域通貨、連続ホームレス襲撃…壊れゆくストリートを抜群の切れで駆け抜ける、新世代青春ミステリー。I/W/G/Pシリーズ第三弾。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    池袋ウエストゲートパークシリーズ第三弾作品である。疾走する若さと暴力が 凄まじい。 どの短編にも著者の池袋への愛情が溢れており、面白い。ちょっとおかしな人間たちの 生き様が活写される。 暴力とドラッグと音楽が全編に鳴り響くような 池袋の青春の物語だった。

  • mura_ユル活動 さん

    骨を折って出す音。残虐性が極まりない。しかし、売れるものは危ないものだったり、才能のある人はどこか危なさがあったり、危ない人が格好よかったりする。舞台の池袋は街の雰囲気からそれらにとてもマッチする場所。IWGPシリーズ3冊目、読むのは4冊目。今回も4編の連作短編。冷たい池袋と対比して柴又が出てくるけど、「西1番街テイクアウト」全然冷たくないじゃないですかマコトさん。サル、マコト、タカシの喧嘩を応援している自分がいる。寒い冬から暑い夏へ、「西口ミッドサマー狂乱」は扱っている内容が難しいからか響かなかった。

  • mmts(マミタス) さん

    遂にマコトのお母さんの素性が、だんだん分かるようになるのかな。さすがに女性だから力はないけどね。マコト以上に頭脳戦、心理戦は得意だろうなあ。マコトはお母さんに似たのかな?母子家庭だし。マコト、タカシ、サルが揃ったら、そりゃあ見学したい。骨音の正体には驚愕したよ。地域券を活用した活性化には、なるほどーと思ったわ。マコトは振られたけど義足だろうが孤高のモデルは良いんじゃないでしょうか。しかし、レイヴは日本じゃ無理だろうな。マコトに正式な彼女が出来ますように。私はタカシが好きですが。タカシは孤高が似合うよね。

  • 純子 さん

    『骨音』は本当に骨音だったので愕然とした。ホームレスの人たちを人と思わない人間は、きっと今もたくさんいる。『キミドリの神様』地域通貨。そこだけで使える通貨が人気の自動車学校がニュースになってたことを思い出した。潔くNPO代表をおりた育ちのいいオコノギを、大事にするマコトやタカシをいいと思う。『西一番街テイクアウト』夜の仕事をする母を想う小学生香緒が、マコトの背中に抱きついて泣くシーンが好き。マコトの母親が力を貸すところもかっこいい。ドラッグの話は、ちょっと遠い世界のように感じるが、そうでもないのかな。

  • takaya さん

    再開発の進んでいる今の池袋と違って、20年ほど前のダークな池袋が描かれています。石田氏は、ドラッグ、性風俗産業などよく調べているなと感心しつつ、薬物依存、暴力、殺人などの描写は、読んでいてきつかったです。

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人物・団体紹介

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石田衣良

1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業。広告制作会社を経てフリーランスのコピーライターに。97年、「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。生き生きとした語り口と現在を映し出すエッジの鋭さが高い評価を受けた。受賞作に3篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』(文春文庫)でデビ

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