シェーンベルクの旅路

石田一志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393935668
ISBN 10 : 4393935667
フォーマット
発行年月
2012年07月
日本
追加情報
:
535p A5

商品説明

20世紀音楽の最重要作曲家の本格的評伝。アルノルト・シェーンベルクの創作活動は常に新たな課題への挑戦であり、彼の人生はその都度たどり着いた地点を出発点とする、飽くなき探求への冒険の旅であった…。後期ロマン主義スタイルから十二音技法による音楽まで、変貌する作品群を省察しつつ関連ドキュメントを読み解き、作曲家の創造の全貌を描く。音楽と政治・宗教との関わりを照射。

内容詳細

目次 : 【CONTENTS】 / ・プロローグ “長い冒険の旅”の前に / [1]伝統と現代 独学精神の発露 / 1.果敢なる試行 / 2.詩人への共感 デーメル歌曲集 / 3.標題音楽への志向 ≪浄められた夜≫ / 4.技法の変革 ≪グレの歌≫ / 5.ウィーンからベルリンへ 交友の拡がりと二人のシュトラウス / 6.交響詩への道 ≪ペレアスとメリザンド≫ / [2]音楽の造型思考 / 1.再出発、ウィーン / 2.大規模室内楽の構想 ≪弦楽四重奏曲第一番≫ / 3.あふれ出る楽想 ≪室内交響曲第一番≫ / 4.孤独の受容 / [3]無調・表現主義 / 1.ゲオルゲの詩と二つの作品 / 2.表現主義的ピアニズム ≪三つのピアノ曲≫ / 3.“雑色・雑多・非論理” ≪五つの管弦楽曲≫ / 4.音楽的表現主義の典型 モノドラマ≪期待≫ / 5.色彩象徴の舞台 音楽劇≪幸福な手≫ / 6.惜別と邂逅 マーラーとカンディンスキー / 7.主題としての死 ≪月に憑かれたピエロ≫ / [4]十二音技法への道 / 1.1912年、新たな地平へ 「セラフィタ」計画 / 2.室内楽的伴奏の万華鏡 ≪四つの管弦楽伴奏付き歌曲≫ / 3.「大交響曲」構想 未完の創造の地平 / 4.ファウスト的なるもの オラトリオ≪ヤコブの梯子≫ / 5.モダニズム音楽の開花 / 6.「十二音技法」確立への道 ≪セレナード≫ / 7.十二音技法の公開 シェーンベルクとハウアー / 8.「十二音技法」探求の意味 探求の意味 / 9.反・時事オペラ ≪今日から明日へ≫ / 10.ベルリン時代最後の作品群 / [5]シェーンベルクのアイデンティティ / 1.反ユダヤ主義事件 / 2.戯曲『聖書の道』 / 3.≪モーゼとアロン≫ / 4.反ユダヤ主義との闘い / 5.ユダヤ教徒としての所産 ≪コル・ニドレ≫ / 6.≪ナポレオンへの頌歌≫ / 7.≪ワルシャワの生き残り≫ / [6]あくなき創造の地平 後期十二音技法の進展 / 1.新しいロマン主義 二つの多楽章制十二音音楽 / 2.後期ロマン主義的表現主義の権化 ≪ピアノ協奏曲≫ / 3.異常な音楽力の総合 ≪弦楽三重奏曲≫ / 4.変幻する旋律 ≪ヴァイオリンのためのピアノ伴奏付き幻想曲≫ / 5.最後の作品群へ ≪千年が三度≫ / 6.十二音技法の新境地 ≪詩篇第一三〇番「深き淵より」≫ / 7.祈りの調べ ≪現代詩篇≫ / ・エピローグ “旅路”は続く

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  • メルセ・ひすい さん

    とりあえ 20世紀音楽の最重要作曲家、アルノルト・シェーンベルクの本格的評伝。後期ロマン主義スタイルから十二音技法による音楽まで、変貌する作品群を省察しつつ関連ドキュメントを読み解き、作曲家の創造の全貌を描く。 

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