もう空気なんて読まない

石川優実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309030128
ISBN 10 : 4309030122
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
220p;19

内容詳細

私たちは、もっと怒っていい。幸せのために。恋愛、セックス、人間関係、仕事…。フェミニズムは、生きることそのものだ。英国BBC「100Woman」選出、「#KuToo」発信者による、渾身のフェミニズム・エッセイ。

目次 : 第1章 恋愛とセックスとフェミニズム―フェミニストだって恋します!(本当に「彼氏」が欲しいのだろうか?/ 恋とフェミニズムについて ほか)/ 第2章 他者と社会とフェミニズム―世の中に溢れる理不尽に中指を立てろ(自分のなかにもある偏見と向き合い続けよう/ 私が喧嘩を好きな理由 ほか)/ 第3章 今を生きるためのフェミニズム―声をあげるべき時代が来た時に考えること(「結婚」についてもう一度考えてみた/ 専業主婦を「楽」と思うことの正体 ほか)/ 第4章 「私」にまつわるフェミニズム―フェミニズムが自分事になるまで(フラットシューズで働ける男たち/ 私も普通に重い荷物持ちますけど? ほか)

【著者紹介】
石川優実 : 1987年生まれ。俳優、フェミニスト、アクティビスト。高校時代にスカウトされ、芸能活動を開始。2014年、映画『女の穴』で初主演。2017年、グラビア活動で受けた性被害を告発し、#MeToo運動を展開。2019年1月に、職場でヒールやパンプスを義務付ける行為は女性差別にあたるとして発信したツイートが#KuToo運動として広がり、厚生労働省へ署名を提出する。運動は注目を集め、「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)で「#KuToo」がトップ10入りした。また、同年英国BBCの世界の人々に影響を与えた「100WOMEN」に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    もう空気なんて読まない。石川優実先生の著書。理不尽なセクハラとパワハラを受ける日々が続けば誰だってつらくなるし自暴自棄になる。理不尽なセクハラとパワハラを受ける日々で石川優実先生がたどり着いたのがもう空気なんて読まないということ。空気を読んで理不尽なセクハラとパワハラを受けるくらいなら空気なんて読まないで自分の気持ちや欲望に正直に自分勝手に自己中心主義を貫いたほうがずっといい。もう空気なんて読まないという生き方を選択する人が増えれば増えるほどもう空気なんて読む必要がどこにもなくなる。

  • 江藤 はるは さん

    いき苦しいきもちが軽くなりました。

  • kumoi さん

    フェミニズムには賛成だが、何かしっくりこなかった。その原因は、著者の主張ではなく、現代思想の脆弱性にあると思う。本書の論理展開では、よくポストモダン思想が現れる。女性は不特定多数から求められたいと思っている、というアンチフェミニズムの意見に対して、そういう考え方は社会が作り出した虚構に過ぎないと反論し、すべての人権が保障されるべきだと書かれていた。しかし、この論理は人権という概念すらも虚構だということになりかねない。任意の信仰主義から抜け出す方法を確立しない限り、フェミニストの目的は達成されないと思う。

  • くろねこ。 さん

    #MeTooや#KuTooを発信した方の本。 頷けるところもあれば その考えは私とは違う と思う所も 男女差別やジェンダー差別等考える本

  • どら猫さとっち さん

    職場ですヒールやパンプスを履くことを義務づけることが、女性差別にあたり、Twitterで抗議した#KoToo運動の発起人が綴った、これまでの人生と社会に対する疑問や義憤のすべて。空気を読む=世間体に合わせるという図式に、異を唱え闘い続けること、これまでの常識にある行き詰まりと苦しみから解放すること。彼女の怒りと闘いの底辺は、そこにある。フェミニズムでなくても、読んで欲しい痛烈で勇気をくれるエッセイ。

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