アメリカ連邦議会 機能・課題・展望

石垣友明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641048348
ISBN 10 : 4641048347
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
266p;19

内容詳細

国際社会や日米関係に大きな影響を与える連邦議会。アメリカ連邦議会を解き明かす。その構造や立法過程の特徴、歴史的背景をビジネス・実務関係者、学生等に分かりやすく解説。

目次 : 第1章 独立・分権的な上院と下院/ 第2章 法案作成過程と手続/ 第3章 連邦予算の制度と編成過程/ 第4章 議会の機能・運営・陣容/ 第5章 対外関係への議会の関与/ 第6章 選挙制度/ 第7章 歴史の中の連邦議会/ 第8章 今日の課題と可能性/ 補章 連邦議会に関する基礎資料

【著者紹介】
石垣友明 : 東京大学法学部中退、米国アマースト大学卒業。外務省入省後、国際法局、国際協力局、北米局等に勤務。国連代表部参事官、内閣法制局参事官、外務省気候変動課長、内閣副広報官、外務省経済局政策課長を経て2021年7月より現職。この間、慶應義塾大学法学部、東京大学教養学部等で非常勤講師。現職、在アメリカ合衆国日本国大使館公使(議会担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • メロン さん

     非常にポップな装丁に比べ中身はしっかりとした入門書。アメリカ議会について報道で取り上げられる割にはその手続きや立法府としての機能と役割について全く知らなかったが大変分かりやすく解説されている。(党議拘束がないこと、行政府に法案提出ができないこと、法案成立に数年下手すると200年かかったものも…)立法過程や予算編成についても日本の国会、他国の議会とも大きく異なる。特に参議院と衆議院以上に上下院はその役割が大きく分かれており、になっている性質も大きく異なる点は大変勉強になった。

  • とりもり さん

    知っているようで知らない連邦議会について、その歴史や機能・構成などをコンパクトに説明した一冊。上院・下院の違いや権力分立のあり方など、日本の制度とは似ているようで非常に大きな差異がある。一番の違いは行政に立法権(法案提出権)がないこと。すべての法案は議員が提出し、請願に近いものが大半で審議されないという。予算案も法案の形を採っているから同じような名前の法案が多くてややこしい…。二大政党制を前提とした制度設計が、無党派層の増加で過渡期を迎えているというのも、今後のアメリカを考える上で興味深かった。★★★★☆

  • NAGISAN さん

    合州(state)国として成立したので州議会がある。本来は州では処理できないこと、州間を調整するのが連邦議会だが、マスコミ情報のみからはその実態はよくわからない。一方で、トヨタ社長が公聴会に呼ばれるなど、進出日本企業担当者は無関心ではいられない。本書は在米国日本大使館公使で議会制度に詳しい外交官により、コンパクトにまとめられている。政府提出法案がほとんどである日本と異なり、法案(予算も法案化)は議員が提出し、立法機関らしい働きをしていると評価できるが、実情は、立法化しない世論喚起型が大半のようだ。

  • takao さん

    ふむ

  • お抹茶 さん

    著者はアメリカ大使館の公使で,アメリカ連邦議会の実務内容を詳しく解説。表紙はポップだが,内容は硬派な解説書。「上院には審議時間の上限不存在や個別議員の発言時間が無得制限,採決に移るためには全会一致が必要など下院と異なるルールがあり,議事手続規則の改定には60票が必要で,事実上変更は困難」,「法案は有権者へのアピールという意味合いが強く,提出された法案の9割が成立しない」など,国によっても上院・下院によっても違いは大きい。

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