石原愼太郎の文学 7 生還/弟

石原慎太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166416400
ISBN 10 : 4166416405
フォーマット
出版社
発行年月
2007年07月
日本
追加情報
:
20cm,603p

内容詳細

50年にわたる石原文学の精髄を厳選。本巻は、末期癌の宣告を受け、未知の治療法に賭けてひとり海辺のマンションにこもった男が、3年半後、闘病の末に奇跡的な生還を果たす様を描く「生還」他、2篇収録。

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読書メーターレビュー

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  • 山島 小吉 さん

    生還は末期ガンになった男が宗教の秘法により、三年かけて病気を治して、家に帰ったら色々変わってしまっていた話。この話のおもしろいところは、周りが変わってしまって自分だけが取り残されてしまった、みたいなありがちな話じゃないところ。男も完全に変わってしまっていて、それを男が自覚しているのは素晴らしい。弟も良い。慎太郎の宗教観、人生観みたいな者が見れて満足。宗教を信じず、うっとうしく思っていた裕次郎が末期ガンに冒されたとき、信じそうになってしまう話はやばさがある。無邪気に喜ぶ慎太郎は裕次郎の弱さに気づけていない。

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人物・団体紹介

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石原慎太郎

1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した『太陽の季節』(新潮社)で第一回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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