石原吉郎セレクション 岩波現代文庫

石原吉郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784006022808
ISBN 10 : 4006022808
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
274p;15

内容詳細

戦後文学の原点とも言える戦争体験を取り上げた作家・詩人は数多い。しかし、石原吉郎ほど、そのシベリヤ抑留における極限下の体験を自己への凝視に向け、告発と断念、絶望と祈り、沈黙と発語の拮抗する内面を、硬質で静謐な言葉で表現した文学者は少ない。石原吉郎の根幹にある「シベリヤ」「詩の発想」「聖書と信仰」「ユーモア」の四テーマによって散文を精選、その文業の核心と可能性に迫る。

目次 : 1 シベリヤ―フランクルに導かれて(確認されない死のなかで―強制収容所における一人の死/ オギーダ ほか)/ 2 詩の発想(沈黙と失語/ 望郷と海 ほか)/ 3 聖書と信仰(『邂逅』について/ 半刻のあいだの静けさ―わたしの聖句 ほか)/ 4 ユーモア(私の酒/ 日記1(一九七二年) ほか)

【著者紹介】
石原吉郎 : 1915‐1977年。詩人。東京外国語学校ドイツ語部貿易科卒。39年、召集。45年、ソ連軍により逮捕。53年、シベリヤ抑留から帰国。63年、詩集『サンチョ・パンサの帰郷』、72年、エッセイ集『望郷と海』刊行

柴崎聰 : 1943年生。詩人、日本近現代詩研究者。慶應義塾大学法学部卒。2008年、日本大学大学院博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ふるい さん

    ジェノサイド。人、が一人ひとり峻別されぬ死。この不条理が強制的に日常とされる地獄と、抜け出した先に待っていた失語。生きるための断念と信仰、試作について、非常に真に迫るものがあった。石原吉郎の詩を読んでみよう、とおもった。

  • 踊る猫 さん

    V・E・フランクル『夜と霧』と同じくらい、死が身近にあったシベリア抑留体験という過酷な体験をなんの自己憐憫もなく冷徹に自己を見つめて描き切ったエッセイが集成されている一冊。苦しみはしかし抑留中ももちろんだが、解放されたあとにも残るという(今の言葉で言えば PTSD だろう)指摘が興味深い。来年は図らずも没後四十年となるわけだが、フランクルの書物と同じくこの書物は戦争を忘れないための書物として読み継がれるべきではないかと思う。だがこれ以上深いことは書けそうにない。いずれ読み返す日が来るのだろうと考えてしまう

  •   さん

    「ペシミストの勇気について」が入っていないことでかなり減点されたような気がする。普通に講談社文芸文庫の『石原吉郎詩文集』を読むほうがよい。

  • つかほ さん

    分かるところと分からないところがある。

  • yuki さん

    「体験」ということのもつ意味を学びました。ことばについて考えます。

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