いま、柳田国男を読む 河出ブックス

石井正己

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309624518
ISBN 10 : 4309624510
フォーマット
出版社
発行年月
2012年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
230p;19

内容詳細

柳田国男が生涯をかけて確立した民俗学は何を目指していたのか―。それはけっして、失われゆく何かを懐かしむような学問ではない。古典となりつつある碩学の仕事に、未来をよりよく創造するための問いと、歴史を深く反省し、現代社会の諸問題と向き合うための知恵を読む。没後50年―柳田はいま、むしろ新しい。

目次 : 1 故郷を考える―民俗学の誕生/ 2 神秘を信じる―近代社会の抑圧/ 3 家族をつなぐ―家族問題の行方/ 4 地域に暮らす―民俗社会の機能/ 5 災害を超える―経世済民の思想/ 6 子供を見つめる―想像力の源泉/ 7 雑誌を生かす―同志連帯の広場/ 8 外国と接する―内在化する国際性/ 9 過去を省みる―日本近代の桎梏

【著者紹介】
石井正己 : 1958年、東京都生まれ。東京学芸大学教授。日本文学・日本文化専攻。柳田國男・松岡家記念館顧問。日本子守唄協会理事。筑摩書房『柳田国男全集』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いさ さん

    調べ物中に読んだ。結果として調べたかったことは載ってなかったけど、貞観大地震のこと、現代にも通じる明治〜の老人問題、ニコライ・ネフスキーについてなど知ることが出来ました。

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