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女帝 小池百合子

石井妙子

User Review :4.5
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163912301
ISBN 10 : 4163912304
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

コロナに脅かされる首都・東京の命運を担う政治家・小池百合子。
女性初の都知事であり、次の総理候補との呼び声も高い。

しかし、われわれは、彼女のことをどれだけ知っているのだろうか。

「芦屋令嬢」育ち、謎多きカイロ時代、キャスターから政治の道へーー
常に「風」を巻き起こしながら、権力の頂点を目指す彼女。
今まで明かされることのなかったその数奇な半生を、
三年半の歳月を費やした綿密な取材のもと描き切る。

〔目次より〕
序章 平成の華
第一章 「芦屋令嬢」
第二章 カイロ大学への留学
第三章 虚飾の階段
第四章 政界のチアリーダー
第五章 大臣の椅子
第六章 復讐
第七章 イカロスの翼
終章 小池百合子という深淵

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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エジプト人が言ったという、「辿々しい日本...

投稿日:2021/04/12 (月)

エジプト人が言ったという、「辿々しい日本語のエジプト人が東大を4年でしかも首席で卒業したと聞いたら信じますか?」これが一番しっくりきた。もう今さら卒業してないとは言えないだろうが、辞めた国会議員や未だに表舞台に戻れないヘラッチョを思うと不公平だなぁ。

マスター さん | 千葉県 | 不明

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おそらく日本で最も有名な政治家の一人であ...

投稿日:2021/03/21 (日)

おそらく日本で最も有名な政治家の一人である小池百合子の生い立ちから都知事就任、現在進行形で醜態をさらしているコロナ禍での対応までの動きを追った1冊。小池勇二郎という小池百合子そっくりのメンタリティと行動力をもつ父親の存在、あの世界最古の大学をわずか4年で卒業したという話に関する当時のルームメイトの証言。日本新党で政界に進出した後、次々とついていく先を変えながら、ついに大臣まで上り詰める手練手管。その大臣時代に暴走した結果、第1次政権崩壊の一因ともなったことから、安倍晋三との微妙な関係に政敵だったり共闘したりと二階との絶妙な関係もこの本を読んでよく分かった。さらに彼女の周辺にいるよく分からない人物の存在にも触れており、小池百合子という人物を知るのに必読の一冊。

DJもちお さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 三代目 びあだいまおう

    衝撃的で読み応えが止まぬ物凄い問題作!半端な心臓じゃない。はったりと虚飾を上手く操り上り詰めた器用さと度胸には、呆れるより先に感服させられる程だ!清々しいほど恐ろしい処世術、己の目的を遂げるための圧倒的な行動力と言動策に恐れ入る(誉めてない!)父親譲りの『悪意なき詐欺まがい』で世間を男を権力利用していく姿に嫌悪を越えて天晴れと思わされる(決して誉めてない!)虚飾を駆使した女性の成り上がり批判を同性のノンフィクション作家が暴く。巻末の主要参考文献資料の圧倒量、発売タイミングに著者の渾身の本気を感じる‼️🙇

  • 青乃108号

    大変な労力を払い、勇気を持ってこの様な本を出版した著者には多大な敬意を表したい。ただし、読み切るにはかなりの忍耐力を要する本である。小池百合子という「女帝」の虚飾まみれの経歴が、幼少期から2020年までの長期に渡り綿密な取材と膨大な資料に基づき語られているのだが、政治的信念もなく只、自分がスポットライトを浴びる事にのみ腐心してきた彼女の経歴が延々と語られる為、半ばで嫌気がさし投げ出したくなる。発端になるのはカイロ大学を首席で卒業した、と言う大嘘。首席どころか卒業すらしていないと言う事実は間違いないと確信。

  • ehirano1

    「○○のための保身術と出世術」に読み替えるることが出来るのではないかと思いました。彼女にとっては信念よりも明らかに出世が目標。彼女の目標が達成されるのは民主主義の手続きを経ているので、それをアレコレ言っても通用しない。むしろ選挙権を持つ我々の情報リテラシーの問題ではないかと思いました。

  • fwhd8325

    ここに書かれているシーンは、報道で目にしたり、耳にしたりしているだけに生々しい。ただ、リアルタイムで得たときの感想とは異なります。そして、それはとても怖い。事実は小説よりも奇なりと言いますが、まさしくその言葉がぴったりと当てはまるようです。本当に怖い。真っ先に頭に浮かんだのが木嶋佳苗。この二人、本質は同じところにあるように思いました。早川さんが感じている恐怖がひしひしと伝わってきます。何も起きなければいいけれど、それを願うばかりです。

  • 読特

    家計を顧みず失敗を繰り返す父。従妹との対抗意識をもって育てる母。屈折した少女時代。歪んだ心を利用したのはマスメディアであった。大言壮語は大衆に受けた。一度持ち上げたら後にはひけない。震災被災者、拉致家族、水俣病患者、アスベスト被害者、築地の女将・・。傷つけられた方々を挙げていけば切りがない。それでも虚像を伝えるメディア。そんな情報を好んで消費し続けた大衆。学歴詐称が法的に証明されることはないだろう。信じるか信じないか、それは個々人次第。大物政治家・官僚も翻弄されている。止める者は?それは人びとの心持ち次第

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