絶望の底で夢を見る 徳間文庫

石井光太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198943264
ISBN 10 : 4198943265
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
301p;15

内容詳細

『遺体』で東日本大震災の知られざる極限状態を描き高い評価を得た石井光太氏の、初となるエッセイ集。

【著者紹介】
石井光太 : 1977年、東京都生まれ。国内外の貧困、医療、戦争、災害、事件などをテーマに執筆。著書に写真エッセー集、ルポの他、小説もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • breguet4194q さん

    ルポライターとしての縁や、著者自らの体験を基に構成された内容です。あとがきに「人の人生は、結晶のような小さな体験の積み重ねだ。」と。100%賛同しますが、著者ほどの体験は、ルポライターならではの事で、常人には到底追いつけない深さと広がりを感じます。いずれにしても、自分が普通に生活しているだけでは知り得ない世界を学べる事は、本当に嬉しく思いました。ありがたいです。

  • cao-rin さん

    社会の底辺で生きる人たちや、過酷な体験をした人たちの短編ドキュメンタリー。一つ一つは短いけど、どれも重く辛い体験ばかりでやり切れない気持ちになる。程度の差こそあれ、人生は過酷で容赦ない。虐待、自殺、差別、病、障害、災害…。そしてそれらはその人の人生に深く影を落とし絶望させる。それぞれの登場人物のその後が気になる。一筋でも希望を見出していてくれたらと願わずにいられない。あとがきもまた秀逸。

  • JKD さん

    絶望をテーマにした短篇ドキュメンタリーなので明るさや軽快さは一切なく、これが現実かと思うとやるせなくなる。様々な理由によってワケあり人になったことに加え、そこにのしかかる深刻な性の問題も印象的でした。こういうリアルな情報はTVじゃ得られないのでしょうね。津波の話も悲しい。タイトルも美しい。

  • 樹里 さん

    石井光太さんが今まで取材したり、インタビューしたりしてきた方々のお話。世の中には色々な境遇の人がいるなぁと、ただただ驚愕するばかりでした。

  • lily さん

    短編ドキュメンタリーだが、一話一話が一冊の本にしてもいいぐらい濃い。特に「愛と哀しみの病」でHIVに罹患した夫婦とペットの物語が衝撃。紆余曲折ありながら最後はペットの死をきっかけに再び寄り添い合っていくラストは短いながらも珠玉のドラマを見ている気分だった。仕事で忙しい中でも一人一人との対話を大切にし、何より自分が過ちを犯したことを隠さずに書ける著者の姿勢に敬服する。「過ぎ去った日々を思い出すたびに、懐かしさで胸が締め付けられるような気がした。きっと、その胸の苦しさそのものが人生なのだろう。」

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人物・団体紹介

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石井光太

1977年東京都生まれ。2005年にアジア諸国の障害者や物乞いをルポした『物乞う仏陀』でデビュー。ノンフィクションを中心に、小説や児童書など幅広く執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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