漫画超進化論 河出文庫

石ノ森章太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309416793
ISBN 10 : 4309416799
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
293p;15

内容詳細

石ノ森がホスト役となって、小池一夫、藤子不二雄A、さいとう・たかを、手恷。虫という超豪華メンバーとともに語り合った対談集。

【著者紹介】
石ノ森章太郎 : 1938年、宮城県生まれ。高校在学中の54年、「漫画少年」に『二級天使』を連載しデビュー。上京後、次々とヒット作を発表。89年、漫画の新しい呼び名「萬画」を提唱し「萬画宣言」を発表、自ら萬画家を名のる。98年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hanchyan さん

    本書の親本の刊行が平成元年なのだが、そうは思えないくらい、本書で語られる「漫画文化」に対する危機感は、こんにちなお切実なように思われる。往年のビッグネームが名を連ねる対談集だが、いわゆる「昔日のちょっとイイはなし」はほとんど出て来ず、出てきたとしても伝説級の逸話はむしろ、今後どうしていくか・どうあるべきかというテーマの材料に過ぎない、その意欲がすごい。そんな前向きなモチベーションにあって、手塚治虫のルサンチマンの根深さどす黒さに圧倒される。

  • Bo-he-mian さん

    石ノ森章太郎が、小池一夫、藤子不二雄A、さいとう・たかを、手塚治虫と、'88年=「昭和の終わり」に行った対談集。石ノ森の単独インタビューも掲載。「ストーリー漫画」の地平を切り拓いた漫画の第一人者たちが、苦労の時代を振り返りながら漫画の未来について語る。それは石ノ森が序文で「マンガは最早マンガとは称べないような、複雑で巨大な別の表現媒体に変貌している」と語るように、漫画が進む方向に対して抱いていた危惧や不安についての対談でもある。彼らが描こうとした「漫画」…片や大量消費物へ肥大してゆく「漫画」の未来を探る。

  • Tenouji さん

    大御所による対談は、日本マンガの文化的発展の経緯がわかって、非常に興味深い。ルーツは紙芝居でもあるんだ。映画に憧れていた作者が多い。半面、ネガティブな対抗意識も。制作プロセスとしては、さいとうたかを氏の発言が時代を先取りしている。著者自身は、良い作品を残そうという気持ちが強いようだが、消費メディアでもあるマンガは、今後も、玉石混淆、かつ、グローバルに発展していくんだろうね。

  • スプリント さん

    石ノ森章太郎さんによる対談集ですが、人選がすごい。 小池一夫さんから始まり藤子不二雄A、さいとう・たかをときて手塚治虫さんまで。 それぞれの道で偉人と呼ばれる漫画家達の熱い漫画論が堪能できます。巻末には漫画が掲載されています。

  • あ さん

    巻末の漫画はしっかり記憶があるから、単行本の方も遠い昔に読んだのだろう。思い出話の雑談に陥り勝ちなメンバーのようだが、漫画論として30年後に読んでも充実しているのは、さすが第一線たち。特に死ぬ前年の手怩フ未来予想が的確なのに驚く。石ノ森の萬画宣言は当時はピンと来なかったが、内容的に代表作を打ち立て(られ)ないと言っているのか。

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石ノ森章太郎

本名:小野寺章太郎。1938年1月25日、宮城県登米郡(現・登米市)生まれ。1954年、高校在学中に『二級天使』でデビュー。高校卒業と同時に上京し、漫画家生活に入る。代表作に『サイボーグ009』『仮面ライダー』『佐武と市捕物控』『マンガ日本の歴史』などがある。1998年死去(本データはこの書籍が刊行

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