時限病棟 実業之日本社文庫

知念実希人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408553160
ISBN 10 : 4408553166
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
364p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • zero1 さん

    「仮面病棟」の続編。廃病院に5人の男女が監禁された。時間内にピエロの出す謎を解かねば全員死亡!5人は何のために集められたのか?味方は誰で誰が敵?犯人の狙いは?軽く読めるミステリーとしてはいいのかも。後半に刑事も出てくるが役立たず(笑)でメインは病院内。この作家、クローズドサークルが好きだな。正直、病院を脱出不可能にするのは工事が難しいはずだし、何より人物の描き方が素人っぽいし、「そこに隠すか!」というツッコミも。それを指摘してはいけない?(笑)。前作よりはこちらのほうが私の好み。別の真相を予想した。

  • ehirano1 さん

    ついつい読んでしまう病棟シリーズ。前作よりもプロットがいろいろとバージョンアップされており、「今回はこのプロットでどうだ!」と著者が当方に問いかけて来るようで、とても楽しめました。僭越ながら、一人の作家の成長を見ているような感じがします。

  • さばかん さん

    とても面白かった。ページをめくる手が止まらないなんて比喩があるけれど、まさしくその通りだった。 いやもうホント面白いし、結末にも文句ないし最高。 いやもうホント完成されていて言うことがなにも無い。 このシリーズが続くのかどうかは分からないけれど、こういう系統の話もどんどん書いて欲しい。 まだまだこれからが楽しみな作家さんです。 注……私は復讐物が大好きなのです。

  • だんじろー さん

    いろいろ残念。まず、某有名映画のテイストとそっくりなので、全くオリジナル性が感じられない。極限状態に置かれているはずの登場人物たちの行動に、ほとんど緊迫感が伝わってこない。クラウンの提示するメッセージにも工夫の跡が見られない。そして、肝心のラストがとって付けたようなお粗末さで、帳尻合わせの感が否めない。好きな作家さんで、しかも好きなシチュエーションなので、どこまで楽しませてくれるか期待していたのだが、大いに不満が残った。

  • ソルティ さん

    「仮面病棟」より医療的要素は少ないけどミステリーとしては断然こっちの方がおもしろい。緻密に練られた感じです。ですが繋がりがあるので「仮面病棟」も読んでおく方がいいです。とても疾走感があって悪いやついっぱいいて誰が本当に悪いのか、真犯人は誰なのか、腹の探り合いで誰も信用できないです。純粋なミステリーで、抜き出せる部分が少ない⋯。「おかしなところがない?本当にそうか?」「梓の知る芝本は、そそっかしく、少し危なっかしいところもあったが、優しくてどこまでも純粋な男性だった。」

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人物・団体紹介

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知念実希人

1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞。『崩れ

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