データの見えざる手 ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

矢野和男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794220684
ISBN 10 : 4794220685
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
251p;19

内容詳細

人間行動の法則性が、ここまで明らかになった!

時間の使い方・組織運営・経済現象など、人間と社会に関する認識を根底からくつがえす科学的新事実。
科学としての確立と現場での応用が同時進行し、世界を変えつつある新たなサイエンスの登場を、世界の第一人者が自ら綴る!

日立製作所中央研究所で2006年に開発されたウエアラブルセンサ「ビジネス顕微鏡」による人間行動の研究が、
いま、人間・組織・社会の理解を根本から変えようとしている。
著者自身を含め、これまでのべ100万人日以上の行動を計測、その身体活動、位置情報、
センサを付けている人どうしの面会などを記録した「ヒューマンビッグデータ」が、
人間や社会に普遍的に見られる「法則」や「方程式」を次々と明らかにしているのである。
そのデータから明らかになる「法則」とはいかなるものか。
法則の理解は、私たちの生活や社会をどのように変えるのか。
世界を変えつつある新たなサイエンスの登場を、世界の第一人者が自ら綴る!


《内容より》
人間の活動は、分子の熱運動と同じ法則に従っていた
人間活動の「効率」は、熱力学の「熱効率」の式で記述できる
人間は自由だからこそ、法則に従う
職場の生産性は、会話時の身体活動の活発さに左右される
従業員の幸福感が生産性向上につながることをセンサが証明する
開発遅延の少ない組織の「ソーシャルグラフ」には特徴がある
「知り合いの知り合い」を増やすことで組織統合を成功に導く新技術
購買行動を丸ごと測定する新技術で明らかになった「買いたくさせる要素」
大量のデータを解析し自動的に仮説を構築する人工知能「H」の誕生
「ビッグデータで儲ける3原則」とは何か?
人間の学習能力を人工知能が増幅させる「ヒューマン3.0」の時代へ

【著者紹介】
矢野和男 : 株式会社日立製作所中央研究所、主管研究長。1984年早稲田大学物理修士卒。日立製作所入社。1993年単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功。2004年から先行してウエアラブル技術とビッグデータ収集・活用で世界を牽引。論文被引用件数は2500件。特許出願350件。のべ100万日を超えるデータを使った企業業績向上の研究と心理学や人工知能からナノテクまでの専門性の広さと深さで知られる。博士(工学)。IEEE Fellow。日立返仁会総務理事。東京工業大学大学院連携教授。文科省情報学技術委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 小木ハム さん

    こんな見方があったのか、と驚くとともに、行き過ぎた管理社会にならない事を願います。甘い物には黒蟻がたかる、垂涎モノのデータの独占、悪用、流出には十分注意してほしいと思う。今まで私たちは、世の中を便利にする事に注力してきたのだろうけど、便利になる事が人の幸せに直結するわけではなかった。そろそろ″幸せ″について面と向かってぶつかる時代がきたのだと思わせる内容です。幸福度が高い=活動的というのは、テストステロンが分泌されているか否かで全て説明できそうな気さえする。という事で筋トレしましょう。レッツ筋トレ。

  • tatsuya さん

    拾い読み。データの絶対性を強く述べてるけど、本当にそう言い切れるのかなぁと思った。データで傾向は分かるにしても、よりパーソナルな部分までは突き詰められないのでは。身をもって体験する方に信憑性を感じる。

  • はるわか さん

    日立中央研究所で100万人日以上のウエアラブルセンサによる行動計測データによる知見。「繰り返しの力」を背景にした「資源配分の偏り」こそ人間活動や社会現象を説明するもの【U分布】。人間の行動も物質のようにエネルギーにより制約される。人間の行動もU分布に従い帯域ごとのエネルギー量を知って使うことが大切。気が進まないのはエネルギーを使い尽くしたから、やる気やモチベーションも同様。U分布を考慮しない素朴単純な行動計画はかえって有害。エントロピーは自由さの尺度。人間の活動の限界は熱力学の公式によって表せる。

  • fu さん

    日立製作所の所長とその組織が自ら被験者となった日常生活のデータ分析結果は興味深い。幸せは加速度センサで測ることができ、幸せな人の身体はよく動くという単純で共通の事実が明確になった等々。ビッグデータの活用により、経済性の追求と従業員のハピネスを高めることは相反しないと著者は語る。そうであればいいのが。結局はデータの活用のしかた次第だ。将来、管理社会下におかれる日がやってくるかもしれないという不安がよぎる。AIの発達により、経営者はより効率化を目指し、労働者はそれに見合った働き方を要求されまいか。

  • わたなべ さん

    良著。ウェアラブルセンサから得たビックデータの分析で分かった、人間の行動の法則について書かれた本。2章の「ハピネスを測る」が知りたくて読んだが他の章も面白かった。著者が日立の研究者だけあって内容が若干理系向けだが、2〜4章は数学知識が無くても楽しめると思う。個人的に一番面白かったのはやはり2章。人の幸福の50%は遺伝で決まり、環境要因(人間関係、お金、健康など)は10%に過ぎない。残り40%は「日々の行動のちょっとした習慣や行動の選択の仕方」で決まる。自ら意図を持って何かを行うと人の幸福度は上昇する。

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矢野和男

株式会社日立製作所フェロー。株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO。1959年山形県酒田市生まれ。1984年早稲田大学物理修士卒。日立製作所入社。91年から92年まで、アリゾナ州立大にてナノデバイスに関する共同研究に従事。1993年単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功し、ナノデバイスの室温

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