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真梨幸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800266125
ISBN 10 : 4800266122
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
追加情報
:
306p;19

内容詳細

余命、半年―。海老名亜希子は「お掃除コンシェルジュ」として活躍する人気エッセイスト、五十歳独身。歩道橋から落ちて救急車で運ばれ、その時の検査がきつかけで癌が見つかった。潔く“死”を受け入れた亜希子は、“有終の美”を飾るべく、梅屋百貨店の外商・薬王寺涼子とともに“終活”に勤しむ。夫を略奪した妹との決着や、“汚部屋”の処分など、過去から突きつけられる数々の課題に直面する。亜希子は“無事に臨終”を迎えることができるのか!?

【著者紹介】
真梨幸子 : 1964年、宮崎県生まれ。『孤虫症』(講談社文庫)で第32回メフィスト賞を受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    真梨幸子は、新作中心に読んでいる作家です。本書はイヤミスというよりも、嫌味な終活小説でした。著者とは同世代で、本書の内容と公私共々若干接点があったので、他人事でないような気がしました。いずれにしてもこんな終活はしたくないですね。はい!

  • 風眠 さん

    ざっくり言うと、家族の確執を、姉妹喧嘩を、元同僚のライバル意識を、罪の隠蔽を、それらを壮大に描いた感じ。自分の事ばかり主張して上っ面を取り繕っているけれど、中味は嫉妬や闘争心で真っ黒け。でも少なからず自分にもこういう部分があるな・・・と、否定しきれないから余計に嫌な気分になる。つまり、ここまで極端じゃなくても、自分も人と比べて優越感を得たり、羨ましいって思ったりもする、ということを突き付けられているようで。余命半年のお掃除コンシェルジュ・亜希子の終活の話だけでは終わらせないところが、真梨幸子だよねぇ・・・

  • ナイスネイチャ さん

    図書館本。末期がんで余命半年と宣告された、お掃除コンシェルジュとして人気のエッセイストが有終の美として終活に挑む話ですが、そこは真梨ワールド満載でイヤミステイスト。ドロドロが最後までたっぷりでした。

  • chika さん

    余命半年の、50歳熟女の終活イヤミス 話です。が、そこは真梨先生、夫を略奪した妹、かつての憎い同僚、謎の百貨店外商等キャラ設定&女達のドロドロ嫉妬…病んでます。(勿論褒め言葉です(^-^)) 更年期少女に近い作品な印象です。 ケバケバチーム、ケチケチチーム、笑えますね〜!(^з^)-☆

  • いつでも母さん さん

    そもそも『有終の美の終活』って何?!真梨作家だから簡単じゃあ無いとは思ってはいたが・・introductionがどこに繋がっていくのかと思ったらラストまで引っ張るかぁ。ここに登場したおんな達は誰も皆おかしい!怪しい!痛すぎる!ここまで行動に移さないだろうさ。編集者・牛島がいみじくも「小説はリベンジであってはならないのだ」と言った言葉だけが正論だった。今回も真梨ワールドを堪能した。

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真梨幸子

1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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