アルテーミスの采配 幻冬舎文庫

真梨幸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344427068
ISBN 10 : 4344427068
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
追加情報
:
453p;16

内容詳細

出版社で働く派遣社員の倉本渚は、ある日AV女優連続不審死事件の容疑者が遺したルポ「アルテーミスの采配」を手にする。原稿は僕は犯人ではない。本当の黒幕は≠ニいう告白の途中で終わっていた。好奇心のあまり調査を始める渚だったが、やがて原稿に張り巡らされた罠に気付く――。一頁目から無数の罠が読者を襲う、怒濤の一気読みミステリ。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 三代目 びあだいまおう さん

    面白い!読み手がここまでストーリー展開に翻弄される快感はなかなか体験できない。主軸はAV女優の連続殺人事件の容疑者とされた記者の手記の真相を追うという展開。縦横無尽に絡まる関係者達の関り合いが見事で手に汗握る。何度遡ってページを読み返したことか。普通の女性がAV 女優に落ちてゆく心理的プロセスに妙に納得させられ、社会に潜む罠への考察にも頷かされる。面白い!上手い!現代の世に潜む、女性を陥れる罠、若い女性にこそ読んでほしい。そして決して男の罠に嵌まらないでほしい!見事なプロットで怒濤の一気読みでした‼️🙇

  • nobby さん

    何ともこれが令和初読みになるとは…AV女優連続不審死を巡る真相やいかに!?彼女達へのインタビュー中心に展開する前半では、ほぼAV業界の内幕が描かれる。そこに既視感あるかどうかはさておき、一度堕ちたら二度と普通に戻れないには実感あり。個人的な望みでは可愛い子には出て欲しいけど(笑)少し語り手混ざり入れ替わるのが気になるものの、徐々に示される事柄は整理されるので混乱の度合いは少ない。言葉遊び要素とか思わせぶりに予想させる人物像から事件追うのも楽しんだ。最後にダメ押す黒幕の正体は真梨さん面目躍如のイヤミスぶり!

  • machi☺︎︎゛ さん

    出版社で働く派遣社員がAV女優連続殺人事件の裏に隠された真実に迫っていく話。登場人物が多いのと時系列が複雑で、謎を解いていく派遣社員が出てくるのは第2部からなので余計に分かりづらいけど後半からの伏線回収と、いろいろと繋がっていくのは爽快だった。でも読後は気持ち悪さが勝ってた。

  • H!deking さん

    今回もがっつりイヤミスでした。中村淳彦の名前のない女たいみたいな話だなと思ったら著者の別の作品が参考文献になってましたね。名前のない女たちが連続殺人事件に巻き込まれるといった感じでしょうか。真梨幸子先生くらいになるとAV女優のエピソード聞くだけでこういう話を思いついちゃうんでしょうな(笑)それはさておき、面白かった!あと、この装丁、イラストらしいですよ。それにもびっくり。

  • アッシュ姉 さん

    AV女優連続不審死事件をめぐる一気読み必至のミステリ。真梨さんにしては混乱せずに読み進められたが、登場人物が多くて整理しきれないうちにエンディングを迎えて、まだ消化中でぐるぐると渦巻いている。自分で選んで進んできた道が、実は誰かの采配によるものだとしたら。他人が悪意をもって敷いたレールに知らず知らず乗せられて、転がり落ちただなんて怖すぎる。AV業界の闇が真に迫っており、なさそうでありそうな話として恐ろしかった。

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人物・団体紹介

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真梨幸子

1964年宮崎県生まれ。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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