オペレーションZ

真山仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103233237
ISBN 10 : 4103233230
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
459p;20

内容詳細

国の借金は千兆円を超え、基礎的財政収支は赤字が続く。国債が市場で吸収されなくなった時、ヘッジファンドが国債を売り浴びせた時、国家破綻は現実となる。総理は「オペレーションZ」の発動を決断し、密命を帯びたチームOZは「歳出半減」という不可能なミッションに挑む。官僚の抵抗、世論の反発、メディアの攻撃、内部の裏切り者―。日本の未来に不可欠な大手術は成功するのか?明日にも起こる危機。未曾有の超大型エンターテインメント!

【著者紹介】
真山仁 : 1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年『ハゲタカ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    真山仁は、新作中心に読んでいる作家です。私が日頃大問題だと思っているテーマを著者が書いてくれました。途中まで快調に飛ばしたのですが、最期が尻すぼみだったでしょうか?オペレーションZは、小泉進次郎総理が誕生したら実施されるかも知れません。11月は本書で読了です。

  • utinopoti27 さん

    毎年垂れ流す赤字国債の累計が1千兆円を超えた日本。この莫大な負債がデフォルトに発展するとしたら・・。本作は、危機的な状況に対応するべく、歳出を半減するという驚愕のミッション「オペレーションZ」を巡って奮闘する総理と財務省PTメンバーの奮闘を描きます。興味深いプロットですが、破綻自治体の取り組み、強固な反対勢力、ロシアとの駆け引き等々、話をどんどん拡げ過ぎたあげく、まとまりがつかなくなった印象の収束は残念。未来の日本のために、今の痛みを甘受するのは、やはり現実として難しい選択肢ということでしょうけれど。

  • KAZOO さん

    この作家の作品については、ハゲタカシリーズをかなり読んできていて愉しんでいますが、少し異なった幸田真音さんの作品のようなイメージを受けました。財政赤字1000兆円の日本を政治家や官僚たちがどのような行動をしようとしていくのかそれを国民はどのように受け取るのか、というある意味ディストピア的な分野のものだと思います。ただ日本国民は危機をあまり感じていないという現実的な終わり方をしています。SFにするより危機意識の一端を感じてもらうという作品でした。

  • Yunemo さん

    いやいや、すぐそこにある危機、でも自身を含めて誰もが見てみぬふり、真正面から突き付けられました。結局は現世利益に固執することで自分だけが救われることを第一義としてしまう、との想いに何とはなしに納得感。まな板に挙げられる社会保障制度、特に毎年確実に支出が激増している医療費、高齢者医療制度の実態がまさに現世利益への固執、そんなことも。金に固執した政策だけでは片手落ち、互助の精神を有したコミュニティづくりの再構築、確かに、と想う反面、未来を展望してこの時代に血を流せますか、今のままで良い訳ないのに、自身も不安!

  • chiru さん

    財政破綻の時限爆弾がカウントダウンをはじめる、シミュレーション型フィクション。 財務省の対策チームに課せられたミッションは、オペレーションZ(後のない最終政策)。 経済破綻に限らず、急ブレーキをかければ、目の前の危機は回避できても、連鎖的な二次被害を産むリスクが生じてしまう。 そのツケを未来の子供たちに背負わせないために、当事者意識を持つのは大切だというメッセージが伝わってくる意欲作です。 ★4

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真山仁

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な裏側を描いた『ハゲタカ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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