反骨の市町村 国に頼るからバカを見る

相川俊英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062194327
ISBN 10 : 4062194325
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
216p;19

内容詳細

アベノミクスの「地方創生」は画に描いた餅!
このままでは国土は強靭化どころか弱体化し、多くの市町村が破綻・消滅する!
出生率の低下、東京一極集中で、2040年には市町村が半減すると言われている。
これは地方自治体の多くが、中央官庁お仕着せの政策とばらまかれる補助金、すなわち「タリキ(他力)」に頼ってきたツケに他ならない。一方で、国に頼らず独自のアイディアと取り組み(「ジリキ(自力)」)で自治体の再生・活性化を成功させた「奇跡の市や村や町」がある。
過疎化から人口増に逆転させた村、シャッター商店街をよみがえらせた町……。
彼らはいかにして自分たちを守り、未来を切り開いたのか。その奇策とは!?
ローカルアベノミクスのまやかしに警鐘を鳴らす地方自治取材のスペシャリストが、地方再生の特効薬「ジリキ(自力)ノミクス」を提唱する!
「自律度」「豊かさ度」「税納付率」「投票率」ほか独自集計の市町村ランキングも多数掲載。

著者
相川 俊英
あいかわ・としひで/地方自治ジャーナリスト。1956年群馬県生まれ。早稲田大学法学部卒業。放送記者、フリージャーナリストを経て、1997年から「週刊ダイヤモンド」委嘱記者。99年からテレビ朝日・朝日放送の報道番組「サンデープロジェクト」番組ブレーンを務め、自治体関連の企画・取材・レポートを担当し60本以上の特集に携わった。現在も地方自治体の取材で日々全国を駆け回り、「日本一、直接首長に取材している記者」として知られている。
Webサイトでは、ダイヤモンド・オンラインにて「相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記」、Japan In-depthにて「相川俊英の地方取材行脚録」を連載中。
主な著書に『長野オリンピック騒動記』(草思社)、『神戸都市経営の崩壊』(ダイヤモンド社)のほか、最新刊に『トンデモ地方議員の問題』(ディスカバー携書)がある。

【著者紹介】
相川俊英 : 地方自治ジャーナリスト。1956年群馬県生まれ。早稲田大学法学部卒業。放送記者、フリージャーナリストを経て、97年から「週刊ダイヤモンド」委嘱記者。99年からテレビ朝日・朝日放送の報道番組「サンデープロジェクト」番組ブレーンを務め、自治体関連の企画・取材・レポートを担当し60本以上の特集に携わった。現在も地方自治体の取材で日々全国を駆け回り、「日本一、直接首長に取材している記者」として知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 丘野詩果 さん

    読めば読むほど、地方自治のずさんさ、地方議員の無能さにあきれて、腹が立つばかり。我が町もその典型であり、上が決めたことに意義もとなえず、調査も努力もしないで町の、町長の言うなり、もっというならそれを牛耳っている町出身の国会議員の思惑通りに賛成している。それはつまり、自分自身の保全であり、次回の選挙でまた当選したいがためなのである。国会議員は業者とつるみ、私腹を肥やすのだ。ゆえに、町の借金は増え、町民にその負担がのしかかり、限界集落や消滅への道を進んでいく。そんなヤツラを議会へ(続きあり)

  • まゆまゆ さん

    国土の均衡ある発展というかつての政策の結果、利便性がよくはなったが、地方に人がいなくなった。住民による自治体への依存、自治体の国への依存が現在の状況を作り出している。そんな中、国に過度に依存せず自力で対策してきた自治体の政策を紹介し、地方活性化に必要なのは住民による自助努力と地域オリジナルの施策。そして適切な世代交代であると説く。

  • takao さん

    ふむ

  • ゆきまさくん さん

    地域主権と言われて久しいが、真の地方自治の確立地方の復活はなかなか進まず、政府も地方創生を重要課題としている。 そして地方の担い手は、行政ではなくあくまで住民であると。 また、さまざまな各市町村の取り組みの成功事例や失敗事例にも言及している。 目指すべき、地方主導による「ジリキノミクス」の実現例として、近隣の千葉県印西市の住民主導によるバス路線の開設にふれており、興味深く読めた。

  • しん・かんかん さん

    地方衰退の第一の要因は、住民や自治体の依存症。それを克服し自立の道を進む自治体がある。「相手が大笑いするアイデアでないと成功しない」、「個店の活性化なく商店街の活性化はない」、「小規模・分散性」、「規模の経済から循環する経済へ」、などその哲学は様々だが、結論として曰く「どの地域にも当てはまる活性化策はない」、「地域活性の大きなポイントは世代のバトンタッチ」。不毛の議論は古代ギリシアを見るまでもなく、所詮言葉の遊びでしかない。多くの地域に最早そのような時間のゆとりはない。ここがロドスだ、ここで跳べ!

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