シンガポールの光と影 この国の映画監督たち

盛田茂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784924914544
ISBN 10 : 4924914541
フォーマット
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
盛田茂 ,  
追加情報
:
328p;20

内容詳細

目次 : 1部(シンガポールの歴史/ シンガポール映画の歴史/ 文化・芸術政策と映画産業推進政策)/ 2部(表現の自由と規制の間で/ ノスタルジーと歴史再評価/ 言語と大衆文化/ 宗教と民族の歴史/ 教育と階層の固定化/ 徴兵制と国民意識/ LGBTと伝統的家族観/ 加速する少子高齢化社会/ 外国人労働者と差別意識)

【著者紹介】
盛田茂 : 1949年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、三井不動産株式会社、株式会社スタジオジブリに勤務。2006年、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。2011年、明治学院大学大学院文学研究科映像芸術学専攻博士課程修了(芸術学博士。学位論文:1990年代以降の「シンガポール映画再生」言説の再評価と課題)。現在、立教大学アジア地域研究所特任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ManCheeFMW さん

    映画を通して社会背景や情勢を紐解くスタイルの書籍は数あれども、シンガポールは国産映画自体が(香港映画とは比べ物にならないほどの)作品数の少なさ故に、映画を通して見ること自体新鮮な試みでは。戦後の映画産業誘致で香港に水をあけられ、政治システムや多民族国家の維持を背景とする検閲制度(政治的にも言語的にも)が原因で映画にお金が落ちない、金にならないものは栄えない、の悪循環ループから、漸く芸術を顧みるようになった近年まで。国安法で検閲制度が出来、衰退の危機に直面する香港映画界にも良きケーススタディになるかも。

  • 西村章 さん

     シンガポールでこんなに豊穣な映画が制作されていることを知らなかったので、徹底的にシンガポール映画を観尽くす姿勢にも感心したけれども、それらの作品を通じてこの国のありようをここまで深く切り取る手腕(=シンガポールへの好奇心)にも感服した。第6章「徴兵制と国民意識」第7章「LGBTと伝統的家族観」第8章「加速する少子高齢化社会」第9章「外国人労働者と差別意識」などはとくに、日本社会に対しても照魔鏡となるような指摘が多く、総じて非常に面白く読めた。

  • しまうま さん

    単なる政策とエピソード、そして映画の紹介に留まっている。だが、それが良い。学術書まで昇華できないのなら、こっちの方がしみ入る。でもね、何でも政策のせいにするのは短絡的なのでは。それと、各章終わりに日本の政策(批判)に無理矢理こじつけるのは要らない。

  • Akio Kudo さん

    ★★★まさかまさかのシンガポールの映画事情が、結構面白い。表現の自由が制限されている中でどんな表現にするかがポイントだったりする。

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人物・団体紹介

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盛田茂

1949年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、三井不動産株式会社、株式会社スタジオジブリに勤務。2006年、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。2011年、明治学院大学大学院文学研究科映像芸術学専攻博士課程修了(芸術学博士。学位論文:1990年代以降の「シンガポール映画再生」

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