海峡の使者

白石一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167370107
ISBN 10 : 4167370107
フォーマット
出版社
発行年月
1992年12月
日本
追加情報
:
247p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • 糜竺(びじく) さん

    さすが直木賞作家の白石一郎氏だけあって、文体にとてもセンスが光ります。主に海を舞台にした、歴史時代短編小説が7編書かれています。どれも興味深く読めましたが、全体的にどの作品にも共通するのが、最後の終わり方が、リアルというか、ブラックというか、例えるなら、漫画の「笑うセールスマン」みたいな(笑)後味でした(あくまでなんとなくです)。短編の一つの「さいごの一人」は、戦国武将の高橋紹運が登場し、763名の城兵だけで、5万の島津勢と戦う話ですが、それを一人の足軽のクールな視点で描かれているのは興味深かったです。

  • Porco さん

    戦国時代から西南戦争までの時代を舞台にした短編7編を収録。どれも余韻が残る作品でよい。ストーリーが作り込まれている作品もいいですが、こういう内面の動きを繊細に描いた歴史物もいいですね。

  • TheWho さん

    海を題材にした歴史小説家の著者が描く、歴史短編物語。享保3年(1718年)密貿易の唐船を焼き打ちした福岡藩士が、漂流後対馬藩下で奴隷の身となりながら自藩の思惑で抹殺される悲劇、左前の商人が、長崎で貿易品の商いで運を掴む話、西南戦争時の脱走兵の顛末、戦国時薩摩の島津氏と旧家肝付氏との争いの顛末、戦国争乱の筑前国で雇われ足軽の悲哀、遭難船を海の恵みとして略奪する志摩の村の顛末、そして表題の対馬藩主の不条理に翻弄される藩士の苦悩など7つの物語。共に時代と権力に翻弄される庶民の悲哀を描写した一冊です。

  • てぃと さん

    短編7作。どの作品も安易なハッピーエンドには終わらずに、登場人物たちの内面を浮き出させる切口でストーリーに入り込ませる文章力は、さすが白石一郎と言ったところでしょうか。個人的には「遠い火」「溟い海」「さいごの一人」が特にお気に入り。何れにせよ白石作品に今のところハズレ無しです。

  • 19720624 さん

    海にまつわる歴史短編集。どの主人公もなんだか切ない結末を迎えてしまう。表題作の主人公が閑職に落とされても却って気楽に釣りを楽しんでいる様子が印象的。結局いつの時代も気の持ちようで乗り切るのが大切みたい。

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人物・団体紹介

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白石一郎

1931年釜山生まれ。早稲田大学卒。’87年『海狼伝』で直木賞、’92年『戦鬼たちの海』で柴田錬三郎賞、’99年『怒涛のごとく』で吉川英治文学賞を受賞する。著書は海を舞台にしたものが多く、’98年に海洋文学大賞特別賞を受賞した。2004年9月20日、逝去。享年72(本データはこの書籍が刊行された当時

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