ニッポンの正体2024  新しい帝国戦争の時代

白井聡

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309231471
ISBN 10 : 4309231470
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
280p;19

内容詳細

気鋭の政治学者が「いま」をわかりやすく読み解く。確かな知識から、日本の未来を探る大人気の時評シリーズ、待望の最新刊!

目次 : 1 凄まじい物価高の原因はどこにあるのか?―「失われた30年」を全方向から再考する/ 2 迫りくる危機と戦争の時代―米軍基地の現在から戦争の正体を探る/ 3 NHKは本当に必要なのか?―巨大メディアの光と影/ 4 日本社会の生きづらさと資本主義のリアル―マルクス再読から現代社会を考える/ 5 いま、言論界に問われる「覚悟」―新右翼・鈴木邦男の思想と哲学/ 6 世界の覇権は誰が握るのか?―入れ替わる米中と新しい帝国主義の時代/ 7 日本の新しい道を探して―2024年を考えるための石橋湛山

【著者紹介】
白井聡 : 1977年東京都生まれ。政治学者。早稲田大学政治経済学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。博士(社会学)。専攻は政治学・社会思想。京都精華大学国際文化学部准教授。『永続敗戦論―戦後日本の核心』(太田出版)で、石橋湛山賞、角川財団学芸賞、いける本大賞を受賞

高瀬毅 : 1955年長崎県生まれ。被曝二世。ジャーナリスト、ノンフィクション作家。現在、YouTube番組の「デモクラシータイムス」で司会、キャスターなどを務める。明治大学政治経済学部を卒業後、ニッポン放送に入社。情報センター出版局編集者を経てフリージャーナリストとなる。1982年、ラジオドキュメンタリー「通り魔の恐怖」で日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞奨励賞を受賞。2009年『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』(平凡社)で平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tokko さん

    歴史の教科書には、1939年にドイツ軍がポーランドに侵攻したことによって第二次世界大戦の幕開けとなった、と書かれている。けれどデジタルな世界大戦の開戦などというものはなく、なんとなくあちこちで戦争が始まっていったものが、世界規模に拡大したのだとすれば、今まさに露・ウ戦争、イスラエル・ガザでの紛争はその空気に近いように思う。本書のテーマは多岐にわたるが、現代史、特に戦中・戦後の政治を学び直すのには(というかほとんど学んでいなかったことに気付かされる)、リーダブルで優れたテクストだ。

  • S.U. さん

    白井聡さんがバッサバッサと現行の政治や体制を斬りまくります。『自民党こそ、最大の反日団体である』とまで。でも言われてみれば確かにそうかもしれません。前作でも、日本人の奴隷根性について語っておられましたが、今回はさらに近年の国際問題に絡めて、アメリカとの関係について考えさせられる内容でした。弱体化しつつあるアメリカ、米ドルですが、未だ各分野でチョークポイントを握っているので、その傘下から抜け出す方法はなかなか思いつきません。白井さんには、今度は日米安保体制からの脱却、その出口戦略について語って頂きたいです。

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