国道沿いのファミレス

畑野智美著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087713923
ISBN 10 : 408771392X
フォーマット
発行年月
2011年02月
日本
追加情報
:
288

内容詳細

佐藤善幸、25歳。6年半帰っていない地元に左遷。家族、恋人、友だち、逃げ続けた人生が降りかかる…。ため息と優しさですくいあげる青春小説の傑作。〈受賞情報〉小説すばる新人賞(第23回)

【著者紹介】
畑野智美著 : 1979年東京都生まれ。東京女学館短期大学国際文化学科卒。高校時代のファミレスでのバイトをはじめ、新聞社、映画館、出版社などでアルバイトを続けながら小説家を目指す。2010年「国道沿いのファミレス」で第二十三回小説すばる新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こうじ さん

    ⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 良かった〜(*^_^*)最後はハッピーに終わって癒された〜(*^_^*)オヤジはダメオヤジだけど好きなように生きてて羨ましかった。ほぼ男だけの環境で生きてきていたので、なんかうらやましかったよ。1番は母親ができた人だなぁって感じたよ。自分も優しい人だねって言われるけど、あまりいい事なかったなぁ^_^;

  • あつひめ さん

    表紙の青いミニトマトが青臭くて未熟だけど、これから熟していく…成長を表しているようで気に入った。ファミレスといえば…孤独に浸りそうな人達が集まる場所って気がするけど、今回は外から持ち込まれる話ではなく内部の話で展開する。男と女の縁の不思議を感じる。苦手な人もいつのまにか情がうつる。こういうところは現実的だなあと思った。出てくるキャラがそれぞれの持ち味を生かしてるから最後まで突っ走れるたのかも。足りない部分を補う人がそばに居るって心強いし。みんなの幸せを願っちゃうな。

  • ウッディ さん

    バイト女子高生と付き合っているという身におぼえのない不祥事で故郷のある地方のファミレスに飛ばされた社員の善幸。家族を大事にしながらも愛人宅に入り浸る父と離婚しない母、父親のない子として育ちいじめられっ子だった親友のシンゴ、個性豊かなファミレスのバイト達、色々なしがらみがある地元での善幸の日常を描いた小説。地方の閉塞感と安心感の狭間で淡々と生きようとする善幸はカッコ良く、先輩社員粧子さんや恋人綾とのやり取りはクールな様でいて、とても優しい。ドラマチックな事件はないが、そこにリアリティを感じる物語でした。

  • おいしゃん さん

    【すばる新人賞作品】読友さんオススメ本。この賞らしい青春小説…と思いきや、それぞれの恋模様は泥沼化し、えげつない。が、そこに不快感を覚えないのは、キャラクター造形と展開の巧みさであろう。主人公の奔放さには賛否分かれるところだが、自分は感情移入できたし、ラストも気持ちよい。途中で断念せず、最後まで読んで欲しい本。

  • punyupunyu さん

    日常のなかの非日常というか、なんだかすごく濃い内容の物語でした。登場人物はトラウマを抱えているが、そんなそぶりも見せず生活を送っている。プライベートに問題がありながらも、そんなこと気にしていないように。人生をまじめに考えようとするとき、トラウマが足を引っ張るが何とか前を向いて歩こうとする人の強さがいろんなところに潜んでいる小説です。紆余曲折あったけどハッピーエンドでよい読後感でした。

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人物・団体紹介

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畑野智美著

1979年東京都生まれ。2010年「国道沿いのファミレス」で第23回小説すばる新人賞を受賞。2013年に『海の見える街』で、14年に『南部芸能事務所』で吉川英治文学新人賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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