猫のエルは

町田康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065129685
ISBN 10 : 4065129680
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
136p;22

内容詳細

「それでは第十二号議案、『猫君の暴虐に関しての対策案について』ですが、この件についてご意見のある方はおられますか」―諧話会議。はやく魔法がとけるといいですね。いつとけるかはわかりませんけれども。―猫とねずみのともぐらし。こんな眼で私を見るものはこの世にひとりしかいなかった。私方に二十二年間住まった錆猫、ココアである。―ココア。でもそれでいいのだいったん死んでこの世に帰還したエルは生きてるだけで儲けだから―猫のエルは。「私はできれば犬になりたい。犬になって元の家に戻りたいんです。可能でしょうか」―とりあえずこのままいこう。猫の眼で、世界はこんなふうに見えている。文章と絵で贈る、5つの猫の物語。

【著者紹介】
町田康 : 作家、詩人、歌手。著書多数

ヒグチユウコ : 画家、絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    町田 康&ヒグチ ユウコ共に新作をコンスタントに読んでいる作家です。町田 康は、犬のイメージが強かったので、二人のコラボは意外でした。オススメは、『諧話会議』&『ココア』です。笹蒲鉾を差し出す猫は、世界中探してもいないんじゃないかにゃあ(笑)ヒグチ ユウコのイラストがもう少し多い方が良いと思います。

  • ペグ さん

    諧謔と美しさに溢れた四編の短編と小さな詩。「とりあえず このままでいこう」は胸が熱くなる転生のおはなし。ヒグチユウコさんの笹かまぼことドンドンパッパ、ドンパッパのリズムに集約された素敵な一冊。今日も我が家の元祖ペグさんはニャ〜ニャア!と元気です❗️

  • nico さん

    ちょっとシュールでクスッと笑える猫の世界を描いた短編集。『諧和会議』が面白い。理性と悟性により諧和社会が実現したのに猫君のみが諧和を乱す、と他の生き物達が集まって議論する。何故猫君は好き放題するのか…だってそれは猫だから!表題作はエルへの愛情が伝わる詩でとても好き。「エルは猫である/猫ではあるがそれ以前にエルである」それは猫好きの人なら納得の愛情表現。エルをぼんやり見ている俺は「見ているだけで儲け」その気持ち分かる分かる、と頷く私もやっぱり猫好き。ヒグチユウコさんの挿し絵が町田康さんの世界観を引き立てる。

  • タカユキ さん

    シュールで不思議な物語と愛嬌のある挿し絵が素晴らしく合っている一冊。猫が主な登場人物となっている5本の物語は緩やかに共通するテーマを持っているが、それぞれが独立した作品になっている。猫の動きが細かくリアルで愛が滲み出ている。動物たちの間でも猫の気まぐれに振り回されているのは人間と同じなのかな?と思わせる編で笑わされて貰い、最後の編「とりあえずこのままでいこう」は犬が生まれ変わって猫になってしまった話は犬好き、猫好き、どちらも泣ける話になっている。自分も動物をやっぱり飼いたいな!と思わせてくれる一冊。

  • ままこ 🌸 さん

    町田節炸裂の奇妙でシュールな短編集。猫の習性をユーモラスに愛情込めて描かれている。その行動に心当たりがあり思わずクスッと。表題作はエル愛がひしひしと伝わってくる。ココアが錆猫ということで親近感。ラストのイラストはスピンクかな。つぶらな瞳が可愛いな。町田さんの不思議な世界観にマッチしているヒグチユウコさんの表紙や挿絵が魅力的。

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人物・団体紹介

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町田康

1981年、パンクロック・バンド、INUのヴォーカリストとしてデビュー。 同バンド解散後、石井聰互監督の『爆裂都市 BURST CITY』に出演するなど個性派俳優としても活動。 1996年には処女小説『くっすん大黒』で文壇デビュー、2000年には『きれぎれ』で第123回芥川賞を受賞した。

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