常識の路上

町田康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864880787
ISBN 10 : 4864880786
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
269p;20

内容詳細

ジャンルも文学史も、その存在で圧倒し、無効化する作家・町田康。
言葉を超越した回路が、ここに立ち上がる。

信じるべきものとは何か―ニューヨーク、東ベルリン、上海、神田、長居、そして頭のなかの道すがら戦慄いた「コモンセンス」への怨恨。
3・11を挾んだ単行本未収録原稿を集成する、3年ぶりの最新随筆集。雑誌・新聞発表の46篇

【本文より】
「ううむ。しかし違う。私は本当に常識というやつが嫌なんだ。こうするのが常識だろ。と人が言うことって大体が間違っているような気がしてならないんだよ。俺が初めて人前で仕事したときみんなに非常識だって言われて十五年間干されてどえらい苦労をした。私は常識には恨みがあるんだよ」(常識の路上より)

(幻戯書房HPより)

【著者紹介】
町田康 : 1962年1月15日、大阪府生まれ。作家、パンク歌手。府立今宮高校に入学した77年、パンクロックに触発され級友らとグループを結成、貸しホールや公民館で演奏会を開く。79年、グループ名を「INU」と定め、京都大阪、渋谷吉祥寺などで演奏。高校を卒業した80年頃より町田町蔵を名乗り、81年3月「メシ喰うな」でレコードデビュー、8月にINU解散。以後もさまざまな名義で音楽活動をつづけている。また映画俳優としても活躍。95年、編集者にすすめられ小説を書きはじめ、翌年発表した処女作「くっすん大黒」で97年Bunkamuraドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ペグ さん

    正直、ニューヨーク、東ベルリン、上海を読んで(えっ?! これ町田さん?)って。随分とフラットな文章〜止めとこうかな?と思ったけど、読み進めたならば(坂口安吾の項)からは快刀乱麻の筆さばき!あぁ読んでて良かった〜!と。今まで読んだエッセイの中で一番地が出ている気がしました。好きなミュージシャンが一緒だった時はわたしのミーハー心に火がついた。やれやれ〜フゥ〜このエッセイは再読したいなぁと思ってます。浪曲聴きたい?

  • めしいらず さん

    随筆集。技巧を駆使し感動を売り物にする小説にどうして私たちの心が動かないのか。ならばどんな小説が人の心を真に動かし得るかを教えてくれる「手の甲と心の」。新しく見栄えするものを追いかけていると、かつて自分の中心であった根っこが古臭くみじめに見えてしまう。だけど新しいものもいつか古びる。その時にようやっと「新しい=素晴らしい」でないことに気付く。きっと本当に大切なものを人は捨て去れない「心の浪曲」。世の中に罷り通る正義に与する安楽さと、それに容易に与せない者が見せる諦め、悲哀の眼差し「正義を信じられない人。」

  • HANA さん

    単行本未収録作品集。紀行文に作家論、様々な事を描いた随筆が収録されている。著者の場合、文体が独特なため小説も随筆も区別がつき難いのだが、本書もその例に漏れず。特に東ベルリンの旅など、小説同様読んでいて笑わされました。何となくうらぶれた侘しさが漂ってくるよう。作家論も作家自体について語るのではなく、それ自体が小説というか詩になっているような。特に司馬遼太郎は漠然と思っていた事に形が与えられたような感じがする。ともあれ著者独特の文章、一冊丸々だと疲れもするが、それでもやはり引き込まれて読んでしまうのである。

  • 抹茶モナカ さん

    町田康の未発表エッセイを集めた本。海外での講演会の模様から、読書の話、ペットの話と幅広い内容。文体が魅力的。パンクロッカーなのに、自家製パスタも作るし、知識も凄い。日本の伝統芸能とか、落語とか、そこに軸足があるので、その方面の知識が足りない僕は、町田康の描いている事を汲み取りきれず、これまで町田康の作品は敬遠して来たけど、このエッセイ集は文体だけでも楽しめるので良かった。

  • ほほほ さん

    コラム集。新聞から文芸誌、雑誌までさまざまなところに掲載された50近くのコラムで、とっても充実していました。日常のこと、世の中のこと、音楽のこと、文学のことなど、とにかく幅広く、町田節も炸裂していて、ファンとしてはこんなにみっちり内容の詰まった本なら1800円でも高くないと思いました。物事を覆っている化けの皮を容赦なく剥がすところはすごくかっこいいのに最後はいつも「おほほ」「あぎゃぁぁん」な感じなのが相変わらず可笑しい。

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人物・団体紹介

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町田康

1981年、パンクロック・バンド、INUのヴォーカリストとしてデビュー。 同バンド解散後、石井聰互監督の『爆裂都市 BURST CITY』に出演するなど個性派俳優としても活動。 1996年には処女小説『くっすん大黒』で文壇デビュー、2000年には『きれぎれ』で第123回芥川賞を受賞した。

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