告白 中公文庫

町田康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122049697
ISBN 10 : 4122049695
フォーマット
出版社
発行年月
2008年02月
日本
追加情報
:
16cm,850p

内容詳細

人はなぜ人を殺すのか―。河内音頭のスタンダードナンバーにうたいつがれる、実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説。第四十一回谷崎潤一郎賞受賞作。

【著者紹介】
町田康 : 作家、ミュージシャン。1962年大阪生まれ。高校時代より町田町蔵の名で音楽活動を始める。97年に処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2000年には「きれぎれ」で芥川賞を受賞する。01年詩集『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞を受賞。05年に本書で谷崎潤一郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 🅼🆈½ ユニス™ さん

    面白くて笑い転げてたのに! … 熊太郎のバカ!バカを思うと苦しくてなる。心が痛い!心が痛い!活字が音楽となってリズミカルに私の耳を打って来る。フワフワと読者を空中浮遊させる。死ぬ時は一緒とアニキの熊太郎に誓った弟分弥五郎の決行前日の行動には涙が止まらなかった。…この感想は表現しきれない… 渾身の力を振り絞って書き上げたであろう作家 「町田 康」 さんは書き終えて長い間寝込んだと思えるくらい力強い “大名作” だった!これこそが文学、いや、とにかく素晴らしい❗️ [★★★★★]

  • 酔拳 さん

    明治23年、実際に起こった事件、河内10人切りの犯人、熊太郎人生にせまった小説。町田さんは、小説の中で、熊太郎の性格を想定して、熊五郎に乗り移ったかのように、クあ五郎を表現しています。熊太郎は、小さいときから、周りの子供と違いを感じ、ずっと、生きずらさを抱えていきていた。そして、大人になっても、友達と同じように、働くことができず、博打しかできなくなってしまう。そんな、熊太郎の心理を、町田さん飄々とした文体で表現されています。熊太郎が10人切りしたのはなるべくしてなったのか?読者に問う作品。

  • ナカダマサトウ さん

    、日本国の劇場が江戸から明治へと移りゆく動乱の最中に起きた実際の事件「河内十人斬り」をモチーフにすえた、町田町蔵渾身の一作、関東人は「関西」像を兵庫大阪奈良とごった煮にして考えてしまいがちだが、河内とは現在の東大阪市あたりを指し、その河内弁が独特のテイストを生み出している、とはいえ、どんな三百代言をもってしても語り尽せないこの物語を、この場で語るというのはやっぱり不遜なんだろうな、指標としては町田ミーハーというバイアスがかかるものの、それを抜いても「現代文学」の個人的に十指には入る大傑作、何度も読み返した

  • ふう さん

    本屋さんで見つけたとき、あまりの分厚さにちょっと躊躇ってしまいましたが、町田康の本を読みたい、読むならこれ、と思っていたので手に取りました。長いけど、独特のリズムや言い回しに惹きこまれ、熊太郎の愚かさにも共感を覚えて、十人斬りの場面からはほゞ徹夜状態。世間とうまく折り合いがつけられず、また思考と言葉が一致せず空回りの多い生き方に、「わかってもらえない」と悩んでいた若い頃の自分が重なりました。熊太郎の思いを表現する作者の力量に感心し、情景描写も美しく、読み応えのある作品でした。

  • ペグ さん

    無頼者で殺人犯の城戸熊太郎の人生を、ユーモラスに時に残酷に描ききったこの小説は凄みを利かせて約700頁の大作だ。最後の場面。(櫓の上には音頭取りと社中のひとびと。節を解決させると、エネルギーを注入するように、イヤコラセー、ドッコイセという囃子詞が響いた。お題は、「河内十人斬り」。 群衆が熱と光を浴びて狂熱するその様を凝視するものがあった。熊太郎の魂であった。)濃密な小説の読後、惚けたわたしは直ぐには感想が書けなかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

町田康

1981年、パンクロック・バンド、INUのヴォーカリストとしてデビュー。 同バンド解散後、石井聰互監督の『爆裂都市 BURST CITY』に出演するなど個性派俳優としても活動。 1996年には処女小説『くっすん大黒』で文壇デビュー、2000年には『きれぎれ』で第123回芥川賞を受賞した。

プロフィール詳細へ

町田康に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品