パンク侍、斬られて候 角川文庫

町田康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043777037
ISBN 10 : 4043777035
フォーマット
出版社
発行年月
2006年10月
日本
追加情報
:
15cm,360p

商品説明

すべての常識を覆す、空前絶後の傑作時代小説!

江戸時代。ある晴天の日。街道沿いの茶店に腰かけていた牢人は、そこにいた盲目の娘を連れた巡礼の老人を抜く手も見せずに太刀を振りかざし、ずば、と斬り捨てた。居合わせた藩士に理由を問われた牢人・掛十之進は、かの老人が「腹ふり党」の一員であり、この土地に恐るべき災厄をもたらすに違いないから事前にそれを防止した、と言うのだった…。圧倒的な才能で描かれる諧謔と風刺に満ち満ちた傑作時代小説!!

内容詳細

江戸時代、ある晴天の日、街道沿いの茶店に腰かけていた浪人は、そこにいた、盲目の娘を連れた巡礼の老人を、抜く手も見せずに太刀を振りかざし、ずば、と切り捨てた。居合わせた藩士に理由を問われたその浪人・掛十之進は、かの老人が「腹ふり党」の一員であり、この土地に恐るべき災厄をもたらすに違いないから事前にそれを防止した、と言うのだった…。圧倒的な才能で描かれる諧謔と風刺に満ちた傑作時代小説。

【著者紹介】
町田康 : 1962年、大阪府生まれ。高校時代より音楽活動を始め、INUを結成。81年、アルバム『メシ喰うな!』でデビュー。96年に発表した処女小説『くっすん大黒』でドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞を受賞。2000年『きれぎれ』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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映画化もされたこの小説、ひとめ見ればスー...

投稿日:2009/11/23 (月)

映画化もされたこの小説、ひとめ見ればスーパーバイオレンスな世界観が伝わると思います。 町田さんの小説は、古文書のように難解にみえて実は絵本のようにわかりやす。 そして楽しい。 そしてこの小説もまたそのとおりなのです。 男前の町田さんは過去にパンク歌手であり、俳優でもあり、さらには小説家、そのすべてに共通して町田ワールドが構築されています。 町田さんの小説をまだ読んでないあなたは一見の価値あり、その世界観にひきつけられるかも、られないかも?

やーまだ さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ さん

    語り口調が似ているところから「ギケイキ」と同じ流れかと思ったが、これはパンクなサムライの時代SF。物事を考える道理は、屁理屈、刀技を経て、爆発する。そして因果応報。左遷された先でめげずにいた事がこんなふうな役にたつとはね。期待してとりかからず、へんな面白いの読んでやろうぞ!くらいの気持ちで手に取るのがおすすめ。

  • ペグ さん

    新興宗教の(腹ふり)に踊り狂う愚民達。保身に明け暮れる武士。糞尿に覆われ首が飛び、血潮が降りかかる!勢いのある文章は時代を超える。アァー面白かった!猫エッセイ完読後、初めての町田さん小説。読んでいる途中に映画化された事を知った。はてさてどんな映画になることやら〜読者を選ぶ最たる小説かと。いやぁ〜ほんと凄かった〜!

  • 抹茶モナカ さん

    時代小説の体裁で描かれているが、外来語が普通に使われるし、会話も現代語で、あえて言うと、立川談志のイリュージョン落語みたいな本。実際に、落語の一説も出て来る。パンクな純文学で、格好良い。後半、引っ張り過ぎで、読んでいてつらい所もあったけど、読み終えてみて、大満足でした。

  • masa さん

    かなり久々の再読に、こんなにもビジネス論の本質を突いた示唆に満ちていたのかと驚く。僕は賢かったりカッコ良かったり完璧なものよりも、三枚目な生き様が好きだ。そうにしか生きられないから、チャラく見せて硬いものに惹かれる。ネットに溢れる「自分は凄いんだ」という神座の『おいしいラーメン』さながらの自己評価には閉口する。この作品はその真逆のベクトルにある。むしろ、そういったもの全てを言葉で斬る。読み取れないなら、それでいい旋律は、まさに、パンク侍。自身の価値のみ疑わず、反対の全てを断じ腰振るような虚栄心を切捨御免!

  • at-sushi@老眼読手 さん

    設定は時代劇でありながら、現代用語とカオスな人名・地名がブンブン飛び交い、辛辣な社会批判にSFのような摩訶不思議展開、取って付けたようなブンガク的主題と、正月早々「何じゃこりゃあ!?」と松田優作ばりに絶叫したくなるアナーキーなカルト小説。今年の初読みが初町田康、コレで良かったのかw? 石井聰互監督&クドカン脚本というのが最高にハマってるので映画版も観たいような、どうでもいいようなw

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人物・団体紹介

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町田康

1981年、パンクロック・バンド、INUのヴォーカリストとしてデビュー。 同バンド解散後、石井聰互監督の『爆裂都市 BURST CITY』に出演するなど個性派俳優としても活動。 1996年には処女小説『くっすん大黒』で文壇デビュー、2000年には『きれぎれ』で第123回芥川賞を受賞した。

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