スピンク合財帖 講談社文庫

町田康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062932509
ISBN 10 : 4062932504
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
281p;15

内容詳細

主人・ポチと美徴さん、キューティー、そしてたくさんの猫さんたちと暮らす山奥の家にシードがやってきました。セラピードッグとして働いていた稀少なミニチュアプードルの黒犬で、最初はなにを考えているかわからなかったのですが、今では随分と変わりました。ポチは相変わらずで、前倒しに生きています。

【著者紹介】
町田康 : 作家・パンク歌手。1962年大阪府生まれ。高校時代からバンド活動を始め、’81年に伝説的なパンクバンド「INU」を結成、『メシ喰うな』でレコードデビュー。’92年に処女詩集『供花』刊行。’96年に発表した処女小説「くっすん大黒」で野間文芸新人賞、ドゥマゴ文学賞を受賞。2000年「きれぎれ」で芥川賞、’01年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、’02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、’05年『告白』で谷崎潤一郎賞、’08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ふう さん

    猫との暮らしを描いた本は、猫の命を守るためにかなり真剣になっている町田氏が登場しますが、この犬との暮らしを描いた本は「苦虫」シリーズを思い出させる楽しい内容で、「おっさんは世界の奴隷か」ならぬ犬たちの奴隷と化した町田氏(本の中ではポチと呼ばれています)が登場します。3回も大型犬に引き倒されるなんて、動物に対しても謙虚でいいですね。役に立たなくても命の価値は同じ、という考え方にも納得。いつか犬と猫が仲良く暮らす様子も読みたいものです。 町田さん、長生きしてください。

  • ワニニ さん

    前倒しに生きるポチさん、それにお付き合いしている皆さん、早回し人生でも良いから、×2楽しんで、またステキなお話を読ませて下さい。日常からPUNKな町田康。事細かに巧みに自己卑下する感じが、妙に可笑しい。愛すべき人。美微さんの掌で転がされている気もするけれど。それにしても、セラピードッグについては考えさせられる。切ない気分。スピンクの目を通して描かれたポチさんの、そして皆さんの生活は、カンガルージャーキーみたい?いえ、ご褒美の時だけあげるなんて、そんな吝嗇なことは言わないので、元気に仲良く暮らして下さいね。

  • ユメ さん

    新たにトイプードルのシードも加わって、ますます賑やかになったポチ一家。牧場でセラピードッグをしていたシードが家族になった経緯には胸が締めつけられた。御本人は「蜘蛛の糸」の影響だなんて嘯いているけれど、犬が犬らしくいられるためにシードを迎え入れたポチこと町田さんはとても真っ当な感性の持ち主だと思う。初めのうちは何を考えているかさっぱりわからなかったシードが、ポチ一家に馴染むにつれいたずら小僧ぶりを発揮するのが微笑ましかった。ああスピンク、とっても話上手なスピンク、私はあなたにメロメロです。

  • miroku さん

    犬も町田節!

  • kera1019 さん

    散歩に行けなくて暇な日も、つまらないトレーニングの日々もスピンクにかかると、とても可愛い楽しい毎日になりますね。

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人物・団体紹介

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町田康

1981年、パンクロック・バンド、INUのヴォーカリストとしてデビュー。 同バンド解散後、石井聰互監督の『爆裂都市 BURST CITY』に出演するなど個性派俳優としても活動。 1996年には処女小説『くっすん大黒』で文壇デビュー、2000年には『きれぎれ』で第123回芥川賞を受賞した。

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