へらへらぼっちゃん 講談社文庫

町田康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062737548
ISBN 10 : 406273754X
フォーマット
出版社
発行年月
2003年05月
日本
追加情報
:
15cm,285p

内容詳細

三年間、なにもしないで時代劇ばかりみていた。テレビの中では毎日のように悪人が誅せられ、善人が希望に満ちて旅立っていく。進展しないのはわたしだけ。ただただ、朝が来て昼が来て夜が来て、喰らい酔って眠りこけていたのである―。町田康にかかれば、日本語はこんなにおもしろい。瞠目のエッセー集。

目次 : どうにかなる日々(旅人・遊び人/ 自分の触覚で歌い書く ほか)/ よのなかの道(成増、菅原神社裏。/ 大阪のにおい ほか)/ ああなんたるいたちごっこ!(空想の手紙・ベルさま/ また誰も来ねえ ほか)/ 一膳飯屋とフランス飯屋(無頼のほうへ―織田作之助『世相』『子守歌』『六白金星』/ 尾崎放哉のビート感覚 ほか)

【著者紹介】
町田康 : 作家・パンク歌手。1962年、大阪府生まれ。高校時代からバンド活動を始め、’81年バンド「INU」を結成、『メシ喰うな』でレコードデビュー。’92年、処女詩集『供花』刊行。’96年発表の処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞・ドゥマゴ文学賞を受賞。2000年『きれぎれ』で芥川賞、’01年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、’02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「INUの町蔵」がいつか文壇をかき回すな...

投稿日:2006/02/11 (土)

「INUの町蔵」がいつか文壇をかき回すなんて、誰が想像しただろう?ここに描かれてる日常は意外とチャーミング。それも驚き!露骨な反逆よりも存在そのものが異端。賞を取ってもパンク。

犬ちゃん さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ペグ さん

    このぼっちゃんは、そんじょそこいらのぼっちゃんとは訳が違い、その硬派っぷりは並ではなく、髪の毛とんがらせ目をとんがらせ口を突き出し世の中を睥睨するも、空腹には耐えられず力も出ない。あぁ情けない〜挙句の果てにへらへらする、へらへらに見える。つい踊ってみたり。この書名は自虐の極致かと感心。

  • さっとる◎ さん

    「へらへらぼっちゃん」であるところを「へらへらのぼっちゃん」って間違って口にして、うわ〜「つるつるの壺」混ざっちゃったよ〜笑うって、そんなんはどうでもよろしい。肝心なのはどうでもいいをどうでもよくないに変える魔法。いや、魔法なんてないから、手腕?遊びの本質は恐らく履き違えていたほうが幸せの影には到達しやすいのだ。履き違えずに真剣に求めてしまったらそこに待っているのは地獄に近い何か。難儀なことだね、色々考えているのに役に立つことは1個もない。金にならんことしか考えられないのに、どうやってご飯食べたらいいの。

  • zirou1984 さん

    約10年ぶりに再読する町田のヤンキーの初エッセー集は相変わらずのオモロー印満点ですね。創れど売れぬパンク歌業に嫌気が指し、努力してもムダなら俺はもう何もしねえ!と3年間ひたすら読書と時代劇とアルコールの海を泳ぐ生活によって体得した、落語よりも落伍者じゃわんって感じの己からも世間からも脱臼した抜群なグルーヴ感が見事に文章に憑依している。久々に肩の力を抜いた読書でははんと笑っていたところ、本書執筆時のマーチダの年齢に自分、追いついていることに気付きアサッテの方にへらへらとした表情を返して。無為に生きる人達。

  • Y2K☮ さん

    初エッセイらしい。後半の書評が身辺雑記以上にカオスな点に「パンク歌手・町田町蔵」の余裕なき肩の力を感じた。当時30代前半。ただ根本的には今と地続きで太宰と同じ憑依型&耳で書く創り手だ。最後のピストルズ再結成への見解に唸る。大仁田厚が昨年「7年ぶり7度目の引退」と紹介されて甲子園かよと噴いたっけ。又復帰するらしいから誰か彼に本書を読ませてよ。ジョン・ライドンみたいに正直に理由をぶちまける、のは炎上大国日本じゃ無理か。面倒臭い世の中。疲れたらマチダ読んで時代劇でも見てへらへらしよう。人生が何だどうにかなる。

  • かいちゃん さん

    んー、前半は面白かったけど後半は流し読み。でもあとがきはよかった。

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人物・団体紹介

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町田康

1981年、パンクロック・バンド、INUのヴォーカリストとしてデビュー。 同バンド解散後、石井聰互監督の『爆裂都市 BURST CITY』に出演するなど個性派俳優としても活動。 1996年には処女小説『くっすん大黒』で文壇デビュー、2000年には『きれぎれ』で第123回芥川賞を受賞した。

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